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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第15章 二兎を追う
省吾が縄を取り出してきた。
両腕を後ろに回され、乳房の上下に縄を掛けられ、後ろで留められる。
左右の足も、足首と太ももを合わせるように括られ
後ろを通して引き絞られて、開脚させられる。
布団の上であおむけに寝かされて、秘部は丸出しの格好にさせられる。
省吾が部屋の電気を点けた。蛍光灯の光がやけに眩しく感じられる。
省吾は秘部を見つめたまま、身じろぎ一つしない。
見られてる。なにかされていれば、そちらに神経が行くのだが
なにもされずに、ただ見られているというのはかえって昂ぶってしまう。
身体の奥底がジンジンと疼きだし、勝手に刺激を求めて蠢きだす。
『はぁーー』思わずため息がこぼれだしてきた。
身体が小刻みに震え出し、アソコが口をパクパクと開けて求めだす。

それでも省吾は何も行動を起こさない。じっと見つめているだけだ。
香織はなにもされていないのに、その視線だけで犯されているような気持ちになる。
身体中を芋虫が這いずりまって、自分すら知らない快感のツボを探られている。
身体中がざわめいて、次なる刺激を求めている。
省吾がようやく口を開いた。
「この先、どんなことがあってもお前は俺に、一生添い遂げることを誓えるか?
俺がお前にどんな理不尽なことを言っても、お前はそれに従うか?」
重い命題である。
いろいろ条件を付ければ、従えなくもない約束ではあるが
省吾のいい方は、無条件に従うことを要求していた。
香織に選択の余地はない。
すべての流れが、無条件に受け入れざるを得ない状況に追い込まれていた。

『お兄さま、いえ!省吾さま。香織はふつつかな妻になりますが
一生省吾さまにお仕えし、変わらぬ忠誠を誓うことをお約束いたします』
香織の口からは、後には引き返せない言の葉が自然に流れ出す。
省吾は一気に貫いた。言葉よりも明確な意思表示だ。
『あうぅぅーーー、省吾さまぁーーー うれしいっ』
ようやく訪れたご褒美に、香織は歓喜の雄たけびを上げる。
『イヤっ、気持ちよすぎます。あぁぁーーーもっと突いてぇー』
ところが省吾は冷静だった。襖に向かって声を掛ける。
「七菜、どうせそこで立ち聞きをしているんだろう。
構わないからこっちに入っておいで」
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