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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第16章 競争心
はぁはぁ、ムリよムリ。痛すぎぃ―、お尻が火傷しちゃうよぉー。
「香織っ!いま何回目だ?」
『へっ?えっとぉーーー8回目?』
「なにいってるんだ。まだ6回目だ。そんなこともわからないのか。
約束通り最初からやり直しだ。まずは1本目」『ビッシ――――ン!!』
『うぎゃぁぁぁーーー痛いったらぁぁーー』
香織の豊かな尻には、赤い蚯蚓腫れがいく筋もの線を描いている。
ジンジンと熱を持ち、うっすらと血が滲んでいた。
省吾は香織の背後から、股間に向けて下から振り上げる。
鞭の先端がきれいにクリに命中し、香織の身体が伸びあがる。
『ぎぇぇぇぇぇぇ、グフっ』香織は白目を剥いて失神していった。

香織の身体が鴨居から解かれて、畳の上に敷いてある茣蓙に移される。
うつ伏せに寝かせられると、お尻がボコボコしてる。
腫れ上がって、きれいだった曲線が波打っているのだ。
気を失った香織はまだ目を覚まさない。
「ポタッ」
『ぎゃぁーーー、あっつい』
省吾が立ったまま、目線の高さよりさらに上から和蝋燭を垂らした。
香織はその熱さで否応なく気絶から目覚めさせられたのだ。
いつも使っているプレイ用の赤蝋燭とは比べ物にならない熱さ。
肌のすぐ上から垂らせば、確実に火傷する代物だ。
両手首を括った縄はそのままだから、すぐには反転できない。
赤い筋に塩を塗り込むように、蝋が垂らされていく。
香織は腰をひくつかせながら、蝋の1滴、1滴に悶絶する。
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