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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第5章 七菜と香織
今度は省吾が追い打ちをかける。
「ホントにそれでいいのか?まだ言いたいことがあるんじゃないか?」
それを受けて七菜が
『言いたいことがあるんなら、全部言ってよ。
あとになって蒸し返されるより、いま言ってもらった方が気が楽だわ』
と、香織の表情を楽しみながら平然と返す。
すでに香織は言葉を発することさえ、喘ぎ声にしかならない。
省吾は「本当に大丈夫か?」と、肩を抱きかかえるふりをして
乳房をやんわりと揉みだす。
香織は目が点になって思わず立ち上がる。
『ごめんなさい、ちょっとトイレをお借りします』
そのままトイレに逃げ込んでしまった。
省吾は七菜にリモコンを見せながら、スイッチを強にして
二人で目配せしながら微笑みあうのだった。

しばらくしてスイッチを切った省吾は、七菜に
「ちょっとトイレに迎えに行ってくるわ。
ひょっとしたら時間がかかるかもしれんが、何食わぬ顔でそこに座っていてくれ」
そう言うと、楽しげにトイレに向かう。
香織は洗面所に両手をつき、肩で息をしていた。
「香織、スイッチを切ってやったのに、なんでまだここにいるんだよ?
七菜が応接間で待ってるぞ。戻らなくていいのか?」
香織は顔を真っ赤にして抗議する。
『ひどいですわ、お兄さまったら。
なんで姉の目の前であんなことするんですか?』
「あはは、悪かった。香織があまりに執拗に七菜を責めるもんだからな。
ちょっと冷静になってもらおうと思っただけなんだ。
いまローターをとってやるから、洗面所に手をついてお尻を突きだしなさい」
香織は憤懣やるかたない表情で、お尻を突きだす。
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