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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第9章 社外調教
省吾が香織の乳首を思いっきりつまみ上げる。『痛ったぁー』
「おいっ、ボッとしてるんじゃないぞ。S.Aまであと1㎞の看板だ。
左にウィンカーを出して、スピードを落としていくんだ」
『えっ、左?あっこれか』省吾も呆れて不安になってくる。
なんとかサービスエリアに入ってくると、目だたないように奥の端に停める。
ギアをPに入れ、サイドブレーキを引くと香織は急いで身支度を整える。
『んもぉーーー、高速道路でなんてことをするんですかぁー。
メッチャ危ないじゃないですか!!』珍しく香織が激怒している。
省吾はニヤニヤしながら股間に手を伸ばす。
「そのわりに、ここがこんなにヌルヌルなのはどういうわけかな?」
香織は何も言い返せず、顔を真っ赤に染めて伏せてしまった。
「まぁいいさ、それより飯にしようぜ。ここの名物は何かな?」
ドアを開け外に降り立つと、香織も外に出て車に鍵をかける。
省吾はポケットから卵形のリモコンスイッチを取り出すと
音声感知モードの7にセットして、スイッチを入れる。
スイッチはそのまま香織のベストのポケットに仕舞い込んだ。
香織の横を、派手なマフラーをつけた車が、けたたましく通り過ぎていった。
香織がギョッと目を見開き、思わずしゃがみこむ。
唇がブルブル震えて、呆然として省吾を見上げている。
「まぁそういう訳だ。ほらさっさと立って飯を食おう」
ニヤリと笑うと、省吾は先にさっさと歩きだしてしまった。

香織は遅れて自動ドアの前に立つ。ドアが開く音だけで敏感に反応する。
中は喧騒に包まれて、股間の振動もやむことを知らない。
香織は左右を見渡すと、省吾がレストランの前で手を振っている。
股間を押さえ気味にして、腿をすり合わせるようにして歩かないと
その場で屈んでしまいそうになる。
食品サンプルの前で物色している省吾の横にたどり着くと
腰に手が回されてきた。見ず知らずの土地だから触らせてやるか
と思ったとたん、服の上から股縄がギュッと引っ張られる。
『あうぅ』縄が股間に喰いこみ、とうとうしゃがみこんでしまった。
周りの注目を集める。
省吾は「そうかそうか、そんなに腹が減ったか?よしよし
好きなものを食っていいぞ。俺のおごりだ』と言って手を差し出してくる。
香織はヘタりそうになりながらも、なんとか立ち上がる。
周りがクスッと笑うと、立ち去って行った。
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