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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第16章 祥子
当時の出会い系は、本当に出会えた。
カードを購入して、電話でシリアル番号を入力すると、お相手を探す異性の録音メッセージを聞くことが出来る。
気になるメッセージに、返信を録音して数分待つ。自分のボックスに折り返しメッセージが届けば、数回のやり取りで直アポが取れる仕組みだ。
聡太に限って言えば、ドタキャンは無く、稀にあるセミプロのお姉さんを除いて、ホ別、タダマンを数回はゲットしていた。
祥子も、そんな女の1人だ。
「旦那と離婚してね。子供が出来なかったのが理由なんだけど、それが、私のせいだって」
よくありがちな話だ。
祥子と出会い、ラブホで初対戦を終えてからは、1人暮らしの女のアパートを訪れる様になっていた。
「だって、男の種無しだってあり得る訳でしょ?向こうの親と同居していたから、私は毎日、針のむしろよ!」
お姑さんに散々いびられた。そんな環境で、8年間過ごしたという。祥子に子供が出来ないと解ると、旦那は指一本触れなくなった。
「ごめん聡太には、つまらない話だね」
聡太の7つ年上、37歳の女の盛り。
その反動は、独り身になった今やって来た様だ。
SEXに関しては、速いけどタフ?と自認していた聡太も、この女の貪欲さには舌を巻いた。
祥子の部屋にお泊まりの日は、体調をベストに整え、一晩でも耐えうる欲棒限界値へ挑む事になる。
2人でテレビを見ていると、座ってる聡太の腰の上に祥子がまたがった。
「聡太ぁ、しようよぉ〜」
祥子と2人の時間は、外出していようが、運転中だろうが、いきなり欲情する色欲女に振り回された。

ある日。ファミレスで食事後に、2人で歩いていると、商用ビルの前で女は足を止める。
「聡太、ここのビルの屋上、夜でも空いてるの。行きましょう」
「勝手に入って大丈夫なのか?」
「平気、前もきた事あるし」
聡太の手を引きビルに入ると、エレベーターの呼び出しボタンを押す。
7階建てのビルの屋上は、国道を走る車の音しか聞こえない薄暗い空間だった。
「しようよ聡太」
自称ヤリチンの聡太でも、もう少し自制が効く。祥子は淫乱女であった。
自分が欲情していない時に、身体を求められる女性の気持ちが、聡太にも理解できた気がした。
「ウン、ウン、ウフッ」
男の身体を壁に押し付けて、女は赤い舌を口内へ侵入させる。お互い唾液が混ざり合う。
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