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昼想夜夢~君、想ふ~
第10章 乱反射
北条に全てバレれば、彩花は北条にフラれてまた一人になる。
そしたら、その隙に俺が漬け込めるのに。
世界中から取り残されたって、俺だけが彩花のそばにいてやれるのに…っ。
世の中、そんな簡単に思い通りにはならない。
それがこんなにイライラするなんて――――っ。
「何で北条なんだよ…っ!何で後輩の彼女なんだよ…」
「純お兄ちゃ…、何言っ…」
片手でベルトを緩め、ズボンのボタンとファスナーを緩めると
嫉妬か、優越感か、俺のモノは彩花の中へ入らないと落ち着いてはくれないようだ。
これではまるで八つ当たりだ。
残業のせいにして彩花に当たった北条と一緒だ。
でも、今だけはそんな事も頭から抜け落ちていた。
理性も、常識も、全てどうでもいい。
―――――っ!
「ひっ、あぁぁ…っ!」
玄関先で、まるで獣のように彩花を抱いた。
思いのままに身を任せて、好き勝手に彩花を抱き壊そうとした。
近所迷惑も顧みず、ただ夢中で彩花の体を貪った。
「あっ、あんっ!」
今日は彩花の誕生日なんだから、本当はもっと優しくしてやるべきだった。
せめて、柔らかい布団の上で抱いてやるべきだった。
彩花の人生で最悪な誕生日にしてしまった。
「あああっ、あっ!」
北条の声を聞きながら俺の指でイッた彩花が可愛くて
そんな事で優越感を感じた自分に吐き気がした。
せっかくの薔薇の花束も無駄になっちまったな。
「いやぁ…っ!だめ…っ、あんっ、イッ…」
俺の腕の中で、何度も絶頂を迎える彩花が可愛くて、油断するとつい本音が口を吐いて出そうになる。
それは、彩花に触れる度にいつも感じていた衝動だ。
「彩花…」
言ってはいけない。
告げてはいけないと、何度も何度も――――。
「俺は、お前が―――――っ」
そしたら、その隙に俺が漬け込めるのに。
世界中から取り残されたって、俺だけが彩花のそばにいてやれるのに…っ。
世の中、そんな簡単に思い通りにはならない。
それがこんなにイライラするなんて――――っ。
「何で北条なんだよ…っ!何で後輩の彼女なんだよ…」
「純お兄ちゃ…、何言っ…」
片手でベルトを緩め、ズボンのボタンとファスナーを緩めると
嫉妬か、優越感か、俺のモノは彩花の中へ入らないと落ち着いてはくれないようだ。
これではまるで八つ当たりだ。
残業のせいにして彩花に当たった北条と一緒だ。
でも、今だけはそんな事も頭から抜け落ちていた。
理性も、常識も、全てどうでもいい。
―――――っ!
「ひっ、あぁぁ…っ!」
玄関先で、まるで獣のように彩花を抱いた。
思いのままに身を任せて、好き勝手に彩花を抱き壊そうとした。
近所迷惑も顧みず、ただ夢中で彩花の体を貪った。
「あっ、あんっ!」
今日は彩花の誕生日なんだから、本当はもっと優しくしてやるべきだった。
せめて、柔らかい布団の上で抱いてやるべきだった。
彩花の人生で最悪な誕生日にしてしまった。
「あああっ、あっ!」
北条の声を聞きながら俺の指でイッた彩花が可愛くて
そんな事で優越感を感じた自分に吐き気がした。
せっかくの薔薇の花束も無駄になっちまったな。
「いやぁ…っ!だめ…っ、あんっ、イッ…」
俺の腕の中で、何度も絶頂を迎える彩花が可愛くて、油断するとつい本音が口を吐いて出そうになる。
それは、彩花に触れる度にいつも感じていた衝動だ。
「彩花…」
言ってはいけない。
告げてはいけないと、何度も何度も――――。
「俺は、お前が―――――っ」