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昼想夜夢~君、想ふ~
第4章 君に触れる
熱い…、彩花の体も彩花の体内も、全てが熱い。
油断したらこちらが食われてしまいそうになる。

「あ、あ…、苦し…っ、うっ」

このままじゃ呼吸困難で死んじまうかもな。
もしそうなったら北条はどんな顔をするかな?
俺との情事の最中に起きた事故死…。

「ちっ…」

俺の中に残っていた仏心が働いたのか彩花の髪の毛を離すと、彩花の頭部はだらりと力なく枕に沈んでしまった。
もうろくに力も出せねぇみたいだな。

「お前のいいとこに当たってるだろーが」

彩花の腰を掴み上げて、彩花の奥深くを突き上げると…

「あ、うぅぅぅっ!」

枕に顔を埋めながら悲鳴をもらしている。
枕がなければ彩花のいい声が聞けたというのに、勿体ないな。

「はははっ、そんなにいいのか?ん?」
「んぅっ!ふ、あんっ、イク…、イッ…」

人格が崩壊したかのように枕を掴んだりシーツを掴んだり、必死に助けを求めるように動いているが
逃がしてやるわけがないだろう…。
あまり無理をさせては彩花の体が壊れてしまう。

「…っ、彩花、今日はどこに欲しい…?」

くすっと笑いながら彩花にそう尋ねた。
この間は彩花の顔に吐き出したが、今日はどこを汚してやろうか?
そう考えただけで、俺の心はわくわくと弾みだす。
俺のもので汚れていく彩花を見てるのは心底楽しい。

「い、嫌…っ、あぁんっ!」
「あー、中がいいか?」

その言葉に彩花の体がびくついた。
中なんて北条にしか許してない聖域だろうな。
今日はそこを汚してやろうか…。
北条ではなく、他の誰でもないこの俺が。

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