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アブノーマルごっこ
第14章 嫉妬夫とバーベキュー
髪を洗い流しているときだった。

「カナコ?ちょっと開けて。」
「えぇっ?でもまだ…」
「いいから、開けて。早く!」

びちょ濡れの髪のままバスタオルを体に巻いて、やむなくドアのカギを開けると、隣のボックスでシャワーを浴びていた主人が立っていた。

裸だった。

あそこを勃起させて、私の方に近づいてくる。

「ちょっ…ちょっと…やだっ!…」

つい後退りしてしまう。
「夫婦なんだから、嫌がることないでしょ?」

顔に笑顔を浮かべているものの、荒々しくバスタオルを奪い取られ…この異常な事態に頭がパニックになりそうだった。

シャワールームの壁に背中がつくと、今ここで受け入れれば今日の出来事を許してくれるのかもしれないと観念した。

「そんな顔しないで?」
私の片足を持ち上げて、自分のあそこを私に撫でつける。

なんの愛撫もされて無いのに、このまま挿入されちゃうのかな…その痛みを想像するとゾッとした。

でも、主人のあそこから溢れる液体が潤滑油になったのか、指で広げられた私の中にズルッと先が入ってきた。


「ほら…そんな顔しないで。カナコ、気持ちいいでしょ?俺の目、見て。」

知らない間に瞑っていた目を開けて、間近にある主人と目が合った瞬間。

ズリリリッと根元まで一気に入ってきた。
「…っっ!!」

「カナコ、目、開けて。」
目の前には、主人の貼りつけたような笑顔があった。
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