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アブノーマルごっこ
第2章 おじさんと犬
「まだいけそうだね」

「もうむりぃ…もうだめぇ…いけない…
 まんこ壊れる…だめなの…いっちゃう…」

レロレロレロレロレロレロレロレロ
指の動きは軽く抜き差しされてるだけ

「やぁぁっ!だめっ!いくっ!」

腰がガクガク痙攣して、その痙攣で勝手に指から刺激を受けて、悲鳴になる。

「いくぅっ!いってる!いってるから!
 やめてぇっ!いってる…いくっ!」

潮なのかお漏らしなのか分からないほどに、体の中から水がほとばしる。今自分がどうなってるのかも分からない。

「もぉいけない…いきたくない…お願い…
 あぁ…だめぇ…また、いく…お願い…
 だめっ…いくっ!あぁぁっ!」

「もうやめる?ストップ?」

「す…すとっ…ぷ…」

草間さんに言われるまで、その合言葉のことも忘れてた。


私の股から離れて、びちょびちょになった顔を備え付けのタオルで拭いてる草間さん。私は半分目を瞑りながらその様子を見てる。

「愛ちゃん、大丈夫かな?」

言葉が出てこない。横に首を振ったつもりだけど、伝わったかも分からない。


「少し眠る?」

下しか舐められてないのに、いつのまにかバスタオルが消えて裸になってる私に、草間さんは上掛けをかけてくれた。

私はそのまま目を閉じた。
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