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第20章 義父とキッチン

「はぁぁっ……すごぃっ……あぁっ………」

今度こそ、この大きな快感を感じ取りたいと、呼吸も忘れてそのギリギリの縁に集中する。

（そのまま続けて…そうやって吸って…舌で舐めあげて…欲しいの…ちょうだい…お義父さん…体中が痺れて震えるほどのあの気持ちよさ…意地悪しないで…）


私の心の叫びは届かず
また中途半端なところで、舌の動きが止まった。

「ああっ…もぉ…お義父さん…」


「遥香さん、今はどんな気分？」

「…つらい…です…お義父さん…お願い…」

「お願い、か。ちゃんとお願いするんだよ」

「ちゃんと、って…そんな…あぁ…」

「口で言うのは恥ずかしいのか？」

義父の目を見ながら、うん…と頷いてみせた。

「そうか…それなら、して欲しいところがよく見えるように、開いてみせてごらん。」

いつも言われるように開いてみせた。
これで…こうすればしてもらえるなら…

「うん…そうだな。ここを持ち上げて…あぁそうだよ。そうやっておいて。」

ジンジンとした痺れが全ての細胞を支配しているような感覚。

あろうことかキッチンの床に寝そべり、下半身を丸出しにした上、秘密の場所を自分の指で開いておねだりしているのだから。

「はぁん…はぁ…はぁ…お…お義父さん…お願い…はぁ…はぁ…して…ください…」