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アブノーマルごっこ
第25章 夫婦と主従関係

(咥えたままイカせてもらえる!)

その喜びだけでもすぐにイキそうになる。

頭を掴まれて喉の奥に突っ込んでもらうと、その反動で跳ねた体にバイブが突き刺さる。

「あぐっ…うっ、ぐぅぇっ…っ…」

つい口を離してしまうと、ため息が上から降ってくる。

「ご…ごめんなさい…もう一回…ぁっ…ぐぅぅっ」

口を開けて限界まで飲み込む…

頭がポーっとして…痺れてくる…

リリリリリリリ
ピクピク震えてしまう体が小さな鈴を細かに鳴らす。

酸素が足りなくて苦しくなっていることに気づいても頭を押さえる手は緩まない…

バイブの先をつつかれて、体がバタバタ動いてしまうとやっと空気が吸えた。

うっとりとした気分…もう何も考えられない…

あなたのことだけしか…

「かわいいね」

髪を掴まれながら抜き差しされる。口を使って貰って幸せな気持ちになる。
(絶対に歯だけは当たらないように…)
頭にあるのはそれだけ。

また喉の奥に押し付けられて、私は潮を噴きながらイッた。おしっこをもらしてしまったのかもしれない。

「ごめんなさ…ごめ…んあぁっ…ごめんなさい …」

頭の後ろにあった手を外してもらうと、クリトリスを震わせるバイブもそのままに、私の潮がかかってしまった足の指を舐めさせていただいた。

「床も…濡れてしまったね?」

絨毯に染み込んだ水分も這いつくばって吸いとる。こんな私を知っているのは夫…ご主人様だけ。

「こっちにおいで」

後ろについて行こうと立ち上がると、ゆっくり首を横に振った。
「犬は四つ足だよ?」

その言葉だけでまた全身に鳥肌が立った。
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