この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アブノーマルごっこ
第26章 お医者さんと契約関係
「舘林先生の彼女ってどんななん人ですかぁ?」
「いや、仕事に集中したいのでそういうのは…」
「じゃぁフリーなんですねぇ!狙っちゃお!」
「狙っちゃ…って、こ、困ります。」

夜勤のナースステーションは、先輩看護師たちの下世話な話ばかりで正直居心地が悪い。

(あぁ、かわいそ💧 )

病院で一番若い館林先生が三十路ナースに両脇を固められて、餌食になるのを横目で見ながら、私はラウンドに出る。

心配な患者さんは特にいない平和な夜。ライトを持って見回る緊張感も今日は薄いな。


ロビーでジュースを買ってた患者さんに気をつけるよう声をかけて、ナースステーションに戻ると一件ファイルの出し忘れがあった。

「坂木、悪いんだけど、それ病理に戻しておいて」

私が一番下っ端だから断れるはずもない。
「了解でーす、今行って来ちゃっていいですか?」

「いいよー!ついでにコンビニ行ってコーヒーゼリー買ってきてー!」

「あたし、お赤飯のおにぎりー」

「野菜ジュース!パックのやつねー!」

「はーい。いってきまーす!」
(って、全然ついでじゃないじゃん。コンビニは外なんですけど?!)

私は完璧な笑顔でナースステーションを出て、病理科に向かった。
/298ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ