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アブノーマルごっこ
第8章 元カレと拘束
元カレとは、浮気で別れた。
彼のじゃなくて、私の浮気。
元カレとのエッチしか知らなかった私は、浮気相手のエッチに衝撃を受けた。これが普通と言われた上、更に元カレのは変態の領域だと言われたんだ。
とはいえ、結局浮気相手は浮気相手止まりで、それ以上になることはないまま終わった。
元カレも優しくなかった訳じゃないけど、ただただエッチが特殊だった。少し大人になった今なら分かる。
あれは俗に言うSMの領域だった。
初めての相手がドSだったってことだ。
元カレのとはバイト先で知り合った。19だった私から見ると、27才の彼はスゴく大人に感じてた。
高校の時に初めてできた彼氏とも、何もかもが違った。車で送り迎えしてくれて、食事もいつもおいしいものを奢ってくれた。
2回目のデートでは、まず初めにお店に入って、服と靴とバッグを一揃い買ってもらったんだ。高そうなレストランで美味しいお料理を食べて、大人になったみたいな気分で1日過ごせた。
ホテルの最上階のバーで彼がお酒を飲むのに付き合って、そのままの流れで夜景のきれいな部屋にたどり着いた。
「きれいだよ。」
お酒の匂いと香水の香りにうっとりしてしまう。
「もっとよく見たいな。」
少しネクタイを緩めただけの彼はそう言うとベッドに座った。
彼のじゃなくて、私の浮気。
元カレとのエッチしか知らなかった私は、浮気相手のエッチに衝撃を受けた。これが普通と言われた上、更に元カレのは変態の領域だと言われたんだ。
とはいえ、結局浮気相手は浮気相手止まりで、それ以上になることはないまま終わった。
元カレも優しくなかった訳じゃないけど、ただただエッチが特殊だった。少し大人になった今なら分かる。
あれは俗に言うSMの領域だった。
初めての相手がドSだったってことだ。
元カレのとはバイト先で知り合った。19だった私から見ると、27才の彼はスゴく大人に感じてた。
高校の時に初めてできた彼氏とも、何もかもが違った。車で送り迎えしてくれて、食事もいつもおいしいものを奢ってくれた。
2回目のデートでは、まず初めにお店に入って、服と靴とバッグを一揃い買ってもらったんだ。高そうなレストランで美味しいお料理を食べて、大人になったみたいな気分で1日過ごせた。
ホテルの最上階のバーで彼がお酒を飲むのに付き合って、そのままの流れで夜景のきれいな部屋にたどり着いた。
「きれいだよ。」
お酒の匂いと香水の香りにうっとりしてしまう。
「もっとよく見たいな。」
少しネクタイを緩めただけの彼はそう言うとベッドに座った。