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アブノーマルごっこ
第8章 元カレと拘束
いつか乳首を…クリトリスを…耳を…切り落とされるんじゃないか。彼との時間はいつもそんな恐怖と隣り合わせだった。

その恐怖の中から救い出してくれるのもまた彼だった。

優しい声と笑顔で抱きしめられて、「頑張ったね」「よくできたね」って褒められると、それだけで泣きそうになるほど嬉しかったんだ。


初めて彼と結ばれたのは、更に3か月たってからだった。もうその頃には、彼に叩かれることで濡れるようなふしだらな身体になってた。指の跡がつくほどに胸を鷲掴みにされると、甘い声が止められなかった。

喉の奥までおちんちんを突き立てられて、全身が痙攣するほどに痛めつけられた後に抱きしめられながら繋がったんだ。
嬉しくて涙が溢れる私の首を絞めながら、彼が何回も「愛してる」って言ってくれたなぁ。



それからしばらくして…
ブラもパンツもつけないで出かけるのにも、気持ちよすぎておしっこを漏らすのにも、両手を手錠で拘束されるのにも、そんな彼のやり方に慣れてきたころ。

たまたま知り合った友達の友達と、出会ったその日にホテルに行っちゃって。大切に扱ってくれるお姫様みたいなセックスに感動が止まらなかったんだ。

こんな優しいのもセックスなんだなって。どっちが「普通」のセックスなのかなんて分からなかったけど、身体に残る色んな跡を癒すように愛してくれるセックスにはまっちゃって…元彼とは別れることにした。
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