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性欲部
第5章 食い違うエロ記憶
えええ…、そんなー。
あれだけ、エロいお乳すっ裸で僕をさんざんに誘惑しておきながら、寸前でプイと背を向けられるなんて…。

家の電話に群がり寿司の出前を注文する女子中学生たちのスリムな裸身の背中と腰、おしりがエロくうごめくのを見ながら、僕は、自分の右手の親指と人差し指で輪を作りチンポの頭にハメてクチュクチュとした。
中坊のチンポは、超早漏である。あっという間に、精子が噴き出た。

射精した途端、僕ははっと我に返って叫んだ。
「ちょ…、きみら、寿司なんか注文しちゃダメじゃないか?」
受話器を置いたマナが、エロリータ裸身でくるりと振り返り
「え?なんで~?」
「だって、そんな値の張るもの、もったいないよー」
女子5人は、意味が分からないという感じで僕を不思議そうに見る。

うーん。この子たち、やっぱり生活オンチか…。
まあ、まだ中2と中1だし、それもムリはないわけだ。
僕も中2だけど、一人暮らしをしているせいで、金遣いが慎重になっている。祖父からの仕送りが月に50万円もあるが、母子家庭で育ったせいか
<金は、使うとあっという間になくなる>
という感覚が身に染みついている。だから送られた金は、ほとんど貯金している。

「先生からもらったお金が、あるじゃん~♡」
とマナが、封筒を手で持ち上げている。
そう言えば、中身を見ていなかった。札束が入っているのはわかっていたが。
封筒の中を見ると、600万円入っていた。メモ書きが同封されていて
<日本政府からの支給金。一人当たり100万円。ただしこれは1週間分。週ごとに、さらに支給する>
とあった。
僕はそれを一瞥(いちべつ)すると
「いや、ダメだ。これは少しを残して、あとぜんぶ、銀行に預ける」
と言った。
「ええ~?うそ?」
「ケイタのケチ~~ッ♡」
「しみったれ~ッ♡」
「おたんこなす~ッ♡」
「バカヤロー!」
女子たちが、エロいお乳をプルンプルン揺らして、文句たらたら。僕には、悪口で罵倒されても平気な耐性があるんで、痛くもかゆくもない。
「合宿終わったら、山分けするということで」

寿司は、もう注文した後だし、しかたない。
やがて、出前が届いた。服をなぜか着ない女子たちを奥に追いやって、僕は、6人前、計6万円を渋々支払った。
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