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恋に落ちる時
第2章 フットサルの彼 -2-
男女交互で試合をするから、練習中は話しかけるチャンスもなくて…急いでシャワーを浴びて着替えを済ませた俺は、入り口近くのベンチに腰かけて彼女がでてくるのを待っていた。
すげぇ、必死 笑
季節は冬に差し掛かってて少し寒いくらいの陽気なのに、年甲斐もなく緊張してるせいか、自分の身体が火照っているのを感じる。
着替えを終えた人達が少しずつ出て来はじめて、馴染みの居酒屋へと向かっていく。
そして何度目かのドアの開いたタイミングで彼女の姿が目に映った。
座っている俺に気付くと、彼女の方から寄ってきてくれた。
舞「隼人さん、この前は迷惑掛けてスミマセンでした。ありがとうございました。」
「おー、いいよ。ちゃんと家着けた?」
舞「はい…お陰様で///」
「ん、良かった。今日も飲み会迄出れるの?」
舞「今日は予定があって、行けないんです。」
「そっか。」
里佳「あぁー、今日か!柳来るの?」
隣にいた里佳ちゃんの口から、聞きなれない名前が出る。
舞「うん。」
里佳「…私も一緒に行って一発殴ってやろうかな。」
舞「あはは、頼もしい♡気持ちだけ受け取っとく、ありがとね。私、そろそろ出ないとまずいから、先に行くね。隼人さんも、またよろしくお願いします。」
そういった彼女は携帯を開いて時間を確認すると、急ぎ足で階段を降りて行った。
(あー、連絡先。中高男子高で大学も理系、女慣れしてないと、こういう時、タイミング逃すんだよなぁ…。)
里佳「舞の付き合ってた人が、今日福岡から来るんですよー。」
里佳ちゃんがつぶやく。
「今日の用事ってそれ!?」
里佳「柳、より戻したいみたいなんですよね。自分が浮気しといてふざけんなですよ。」
「舞ちゃんも、戻りたがってるのかな?」
里佳「さぁ─、どうなんでしょうね?」
─うん、今、追いかけないと絶対後悔するわ。
「もしかしなくても、教えてくれた?」
里佳「隼人さん、そうなのかなぁ?って思って。余計だったらスミマセン。」
「――///いや、ありがと。…遊びじゃないから。里佳ちゃんに何言ってんだって感じだけど、一応、ちゃんと伝えとく。俺も帰るわ、また次回な。」
そう告げると彼女の後を追った。
里佳(あれは確かに惚れるわ。舞…おせっかいしてゴメンだけど、幸せになってね♪)
すげぇ、必死 笑
季節は冬に差し掛かってて少し寒いくらいの陽気なのに、年甲斐もなく緊張してるせいか、自分の身体が火照っているのを感じる。
着替えを終えた人達が少しずつ出て来はじめて、馴染みの居酒屋へと向かっていく。
そして何度目かのドアの開いたタイミングで彼女の姿が目に映った。
座っている俺に気付くと、彼女の方から寄ってきてくれた。
舞「隼人さん、この前は迷惑掛けてスミマセンでした。ありがとうございました。」
「おー、いいよ。ちゃんと家着けた?」
舞「はい…お陰様で///」
「ん、良かった。今日も飲み会迄出れるの?」
舞「今日は予定があって、行けないんです。」
「そっか。」
里佳「あぁー、今日か!柳来るの?」
隣にいた里佳ちゃんの口から、聞きなれない名前が出る。
舞「うん。」
里佳「…私も一緒に行って一発殴ってやろうかな。」
舞「あはは、頼もしい♡気持ちだけ受け取っとく、ありがとね。私、そろそろ出ないとまずいから、先に行くね。隼人さんも、またよろしくお願いします。」
そういった彼女は携帯を開いて時間を確認すると、急ぎ足で階段を降りて行った。
(あー、連絡先。中高男子高で大学も理系、女慣れしてないと、こういう時、タイミング逃すんだよなぁ…。)
里佳「舞の付き合ってた人が、今日福岡から来るんですよー。」
里佳ちゃんがつぶやく。
「今日の用事ってそれ!?」
里佳「柳、より戻したいみたいなんですよね。自分が浮気しといてふざけんなですよ。」
「舞ちゃんも、戻りたがってるのかな?」
里佳「さぁ─、どうなんでしょうね?」
─うん、今、追いかけないと絶対後悔するわ。
「もしかしなくても、教えてくれた?」
里佳「隼人さん、そうなのかなぁ?って思って。余計だったらスミマセン。」
「――///いや、ありがと。…遊びじゃないから。里佳ちゃんに何言ってんだって感じだけど、一応、ちゃんと伝えとく。俺も帰るわ、また次回な。」
そう告げると彼女の後を追った。
里佳(あれは確かに惚れるわ。舞…おせっかいしてゴメンだけど、幸せになってね♪)