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恋に落ちる時
第2章 フットサルの彼 -2-
急いで階段を降りると、すこし先に彼女の後ろ姿を見つけ、駆け寄る。

「舞ちゃん!」

白いニットを着た華奢な肩にポンと手を置き呼び止めると、

「隼人さん!どうしたんですか!?」

驚いた顔をした彼女が振り向いた。

「…俺も今日帰るから、途中まで一緒に帰ろ?」

「…はい///」

めっちゃ強引な自覚はあるから、とりあえず断られなかったことにホッとした。

「どこで待ち合わせしてるの?」

「東京駅です。」

「そっか。じゃぁ中央線でいいよね。」

「はい。」

駅について、改札をくぐり、ホームへと続く階段を上がると、ちょうど来た電車に乗り込んだ。

土曜日の夕方ということもあって、割と混んでいる電車のドアの脇のスペースに彼女が立って、向き合うように俺が立つ。

(電車で話すことでもないけど、今のまま行かせたくないしな…。)

「…元カレと会うんだって?」

少し声のトーンを落として、彼女にだけ聞こえるように尋ねる。
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