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恋に落ちる時
第3章 フットサルの彼 -3-
「許す許さないじゃないの。…電話してきた人に言われた。直人が大変な時に支えてないって。」
直人「そんなことない。」
「そんなことあったよ…だって、知らなかった。」
直人「お前に─ダサいとこみせたくなかった。」
「呼んでほしかった…そしたらすぐに行ったのに。何で他の人なんかで─。」
直人「─…舞、さみしいって言わなかったから、俺だけ─言えなかった。」
「うん…だから、またこうなるよ。」
直人「ならない!!絶対にもうしない、約束する。」
「あの人が、私に電話してこなかったら二人の関係は終わってたの?」
直人「…─。」
「バレないって、心のどこかで思ってたんでしょ。私は、直人が言った結婚の話、本気にしてた。一年、遠距離頑張れば、ずっと一緒にいれるって。だからさみくても頑張ろうって─ 一人でバカみたい…。今、直人が何言っても、不安で信じられないよ。」
目から我慢していた涙がポタポタと落ちる。
直人「舞─。」
「なんで…こんな話するの?普通に笑ってお礼言って終わりにしたかった。最後だからそうしたいって言ったじゃん。直人もわかったって、それでもいいって言ってたじゃん。何でまたこんなみじめな気持ちにさせるのよ。」
直人「そうでも言わないと、舞、会ってくれなかったじゃん。…会いたかった。ごめん。─俺がバカすぎた。本当に後先考えてないバカだった。本当にごめん。でも、俺、舞といたい。頼むよ、お願いだから、また友達からでもいいから、もうチャンスはないの?」
「─無理なの。私だって別れたくなかった。だからいっぱい考えたけど、でも、もう知らなかった頃みたいには戻れない。」
直人「─…。」
「─直人と付き合えて良かった。」
直人「最後みたいに言うなよ─別れたくない。」
「最初に約束してくれた通り、ずっと大切にしてくれたね…いつも幸せだったよ。今まで…沢山ありがとう。今日はそれを伝えたかったの。元気でね。」
直人「頼むから─行くな。」
そう言った彼を置いて、私は席をたった。
直人「そんなことない。」
「そんなことあったよ…だって、知らなかった。」
直人「お前に─ダサいとこみせたくなかった。」
「呼んでほしかった…そしたらすぐに行ったのに。何で他の人なんかで─。」
直人「─…舞、さみしいって言わなかったから、俺だけ─言えなかった。」
「うん…だから、またこうなるよ。」
直人「ならない!!絶対にもうしない、約束する。」
「あの人が、私に電話してこなかったら二人の関係は終わってたの?」
直人「…─。」
「バレないって、心のどこかで思ってたんでしょ。私は、直人が言った結婚の話、本気にしてた。一年、遠距離頑張れば、ずっと一緒にいれるって。だからさみくても頑張ろうって─ 一人でバカみたい…。今、直人が何言っても、不安で信じられないよ。」
目から我慢していた涙がポタポタと落ちる。
直人「舞─。」
「なんで…こんな話するの?普通に笑ってお礼言って終わりにしたかった。最後だからそうしたいって言ったじゃん。直人もわかったって、それでもいいって言ってたじゃん。何でまたこんなみじめな気持ちにさせるのよ。」
直人「そうでも言わないと、舞、会ってくれなかったじゃん。…会いたかった。ごめん。─俺がバカすぎた。本当に後先考えてないバカだった。本当にごめん。でも、俺、舞といたい。頼むよ、お願いだから、また友達からでもいいから、もうチャンスはないの?」
「─無理なの。私だって別れたくなかった。だからいっぱい考えたけど、でも、もう知らなかった頃みたいには戻れない。」
直人「─…。」
「─直人と付き合えて良かった。」
直人「最後みたいに言うなよ─別れたくない。」
「最初に約束してくれた通り、ずっと大切にしてくれたね…いつも幸せだったよ。今まで…沢山ありがとう。今日はそれを伝えたかったの。元気でね。」
直人「頼むから─行くな。」
そう言った彼を置いて、私は席をたった。