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恋に落ちる時
第6章 丸の内の彼 -3-
温かい舌が差し込まれ、口内を這うと、それだけで中心から蜜が溢れてくるのを感じる。

それをわかってるかのように彼の手は真っ直ぐにスカートの中へと伸びて、パンツの上から優しく蕾を撫でた。

ゆか「あっ─。」

キスからはじまって、胸そして下…そんな普通のsexばかりしてきたせいか、最初から一番敏感なところを触られて、驚きと同時に快感で身体が震える。

アキラ「まだ触ってないのに。わかる?ゆかちゃんのここがどうなってるか?─エッチなんだね。」

余裕たっぷりの表情のアキラさんが、耳元でささやく。

ゆか「ゃだっ///そんなこと言わないで下さ…っあぁん。」

下着の隙間へと長い指が差し込まれ、既に溢れ出ている蜜を掬って蕾へと塗りつけられるとゾワゾワとした快感が身体中に広がる。

アキラ「もっとされたい?」

ヌルヌルと円を描くようにそこを撫でながらアキラさんが問う。

ゆか「んっ、あっ、あぁ…─わかんな…っあぁん。」

アキラ「そう、じゃあやめる?」

ゆか「えっ?」

あっさりと指が離れ、火照った身体が置いてきぼりだ。

ゆか「…─。いじわるです。」

アキラ「無理やりしたいわけじゃないんだ。ねぇ、お願い?答えて、もっとされたい?俺はしたい。」

全部私に委ねるんじゃなくて、自分はしたいとはっきり言ってくれるから、私も素直になれる。

ゆか「─……もっと、されたいです///」

消え入りそうな声で答えると

アキラ「フフ、ありがとう。」

アキラさんは嬉しそうに笑った。
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