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恋に落ちる時
第1章 フットサルの彼 -1-
「次、南砂町だよ?」
その優しい声で目を覚ますと、いつの間にか隼人さんの肩に寄り掛かって寝てしまっていたことに気付く。
「すみません!いつの間にか寝ちゃってて…。」
「よく寝てたね、肩疲れた 笑」
「──///、本当ごめんなさい。」
「あはは、ごめんごめん、冗談。降りよ。」
そう言った彼は自然とまた私の手を引いて歩きだした。私だけ勝手にドキドキして…大人ってなんか余裕でずるいな。
「隼人さんも同じ駅だったんですね。ビックリです。」
「んー、俺は門仲。」
「えっ!?3駅も過ぎてるじゃないですか!」
「まだ全然電車あるから。」
「…本当にすみません。」
「心配だから家まで送ってやりたいけど、初対面の男だとこわいだろうから、出たとこまで送るわ。」
「ここでいいですよ、さすがに申し訳ないです。」
「まだ電車来ないからついで。何番出口?」
「…A1です。みんなが言ってた通り、本当に優しいですね。」
「誰だよ、そんな適当な事言ってるやつ 笑。俺、全然優しくないから。」
「優しいです、とっても。」
「やめて、恥ずかしい。」
その優しい声で目を覚ますと、いつの間にか隼人さんの肩に寄り掛かって寝てしまっていたことに気付く。
「すみません!いつの間にか寝ちゃってて…。」
「よく寝てたね、肩疲れた 笑」
「──///、本当ごめんなさい。」
「あはは、ごめんごめん、冗談。降りよ。」
そう言った彼は自然とまた私の手を引いて歩きだした。私だけ勝手にドキドキして…大人ってなんか余裕でずるいな。
「隼人さんも同じ駅だったんですね。ビックリです。」
「んー、俺は門仲。」
「えっ!?3駅も過ぎてるじゃないですか!」
「まだ全然電車あるから。」
「…本当にすみません。」
「心配だから家まで送ってやりたいけど、初対面の男だとこわいだろうから、出たとこまで送るわ。」
「ここでいいですよ、さすがに申し訳ないです。」
「まだ電車来ないからついで。何番出口?」
「…A1です。みんなが言ってた通り、本当に優しいですね。」
「誰だよ、そんな適当な事言ってるやつ 笑。俺、全然優しくないから。」
「優しいです、とっても。」
「やめて、恥ずかしい。」