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第4章 授業１日目

鈴木先生は質問を続けます。
「では、最後の質問です。　セックスの経験がある人は？」

半数ほどの手が挙がります。
中学を卒業したばかりなのに、半数が経験済みとは･･･
さすがは淫交コースです。

ちなみに私の座席の列では、ドロシーちゃんもケンちゃんも美佳ちゃんも手を挙げています。

「ドロシーちゃんは経験済みなんだね」
私は小声でドロシーちゃんに話しかけます。

「アメリカでは当たり前デスヨ。　高校生にもなって半分も童貞や処女がいるなんて、日本は遅れてマスネ」
ドロシーちゃんは平然とした口調です。

鈴木先生は教室中に向かって言いました。
「皆さんの性体験は記録しておきます。　もし、これから先、何か初体験したって人がいれば、そのときに僕に報告してください。　経験の有無は淫交の実習に大きく影響しますからね」