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第32章 音楽フェス

「仕方ないね･･･」
ため息をつく私。

「でも、頑張りマス。　男子ばかりのハンドで、私はボーカルも出来ますカラ」
ドロシーちゃんに笑顔が戻ります。

私も笑顔になってドロシーちゃんを励まします。
「優勝してね。　いちばんステージを盛り上げたバンドが優勝なんでしょ？」

「ハイ！　私が加わってるバンドは、演奏が上手くって、優勝候補なのデス！　毎日練習してますから、必ず優勝デキマス」
声を弾ませるドロシーちゃん。

校門を左に曲がって、ドロシーちゃんと私はグラウンド脇を歩きます。

淫交コースの校舎は他のコースの校舎から離れた場所にあります。
淫交コースの生徒は裸になったりセックスすることが多く、他のコースの生徒がそれを見ないようにって配慮です。