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第35章 同窓会

「私が妊娠したら、コウちゃんのお父さん、すごく怒るだろうね」

コウちゃんの射精後も、ふたりは繋がったままで、会話をしています。

「頑張って親父を説得するね」
コウちゃんがそう言って、私の額にキスします。

「頑張ってね」
私は笑顔で応えます。

コウちゃんと私は同棲を始めて１年になります。

でも、大病院の院長であるコウちゃんのお父さんは、コウちゃんと私との結婚を認めようとしません。
私の仕事が理由です。

「高校の入学式のときに、校長先生が言ってたよ、職業に貴賎無しって」
コウちゃんのおちんちんが身体から抜かれるのを感じつつ、私はコウちゃんに言います。

「あの校長、人間性は最悪だけど、スピーチだけは上手いよな」
コウちゃんが苦笑いします。

私は大笑いします。
そのとき、私のアソコからコウちゃんの精液が漏れました。

（おしまい）