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第41章 ２年生編　痴漢バス

昼休みになりました。

ドロシーちゃんと美佳ちゃんと私…
女子の仲良し３人組が、教室でお弁当を食べています。

「ドロシーちゃんて、日本に来てからも痴漢をされたことば無いの？　今は電車通学でしょ？」
私はドロシーちゃんに尋ねます。

ハーフの美人顔で巨乳なドロシーちゃんが痴漢に遭ったことないなんて、意外です。

「無いデスヨ」
サンドイッチを食べながら、ドロシーちゃんが答えます。

「痴漢されてても、気づいてないだけとちゃうか？　ドロシーちゃんは天然ボケやから」
そう言って美佳ちゃんが笑います。

元ヤンキーの美佳ちゃんは、口が悪いです。

「私は天然ボケではありマセン。　そうですよね、麻衣子チャン？」
口を尖らせ、私に尋ねるドロシーちゃん。

私は答えに困って、話題を変えます。
「え…えっと…美佳ちゃんは痴漢されたことはある？」

ドロシーちゃんは明らかに天然ボケですから…。