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第41章 ２年生編　痴漢バス

「警察の発表によると、痴漢って、地味な感じの女性が狙われやすいそうだよ。　痴漢の好みに合ってるのかな？」
私たちの会話に、コウちゃんが入ってきました。

「地味で悪かったわね」
私は口を尖らせます。

「地味だけど、しっかりタイプの麻衣子ちゃんを好きなんやろ？　コウは？」
美佳ちゃんが茶化すような口調です。

「うん、僕は麻衣子ちゃんが好きだ」
コウちゃんが答えます。

人前で堂々と好きだって言われて、恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいです。

コウちゃんの本名は光一郎。
長身で整った顔立ちの秀才です。
そして、私の彼氏で、淫交の実習では私のパートナーなのです。