パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 見学

そして私たち１年生は、３年生の教室へと向かいます。

３年生の教室には、桃園先生ともう一人の先生がいますが、まるで休み時間のように生徒たちは雑談し、教室の中を歩き回っている生徒もいます。

１年生は教室後ろの壁際に並んで、その光景を見学です。

これから、どのような展開になるのでしょうか？
まったく分かりません。

なごやかな感じの教室です。

そのとき･･･ひとりの女子生徒が大声で、別の女子生徒に話しかけます。
「純子！　あんたこの頃、生意気なんだよっ！！」

「えっ･･･どういうこと？」
純子と呼ばれた女子生徒は驚いた様子です。

「そうよね。　ちょっと自分が可愛いからって、男たちに色目を使ってるでしょ？」
別の女子生徒が言いました。

「そ･･･そんなことないわよ･･･」
か細い声の純子さん。

急に教室は静まり返り、みんながそのやり取りを見ています。