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第50章 【特別編（スポーツコース水泳クラスの矢沢くん）】プール授業

この場で水着を着ているのは、僕だけになってしまった。

僕の目の前では、多数の男女が、スイムキャップ以外は一糸まとわぬ姿で身体を交え、快楽を貪っている。

アダルトビデオでも、何度もセックスや乱交シーンを見ている。
しかし、目の前で繰り広げられるリアルなセックスは、アダルトビデオとは比べ物にならないほど、迫力があって、そして、淫猥だ。

プールの空間に、女子たちの喘ぎ声が響く。

俺は我慢できなくなる。

スイムパンツを脱いで、オナニーをしよう…
そう思って立ち上がった時、背後から声を掛けられる。

「矢沢くん、ちゃんと監視してる？」
僕と同じく水泳クラス3年生のクラス委員の牧田さんだ。

オナニーをしてなくって良かった…
そう思って、俺はベンチに腰を落とす。

「牧田さん、来たの？！」
俺は驚いて牧田さんに尋ねる。

「うん、やっぱり、クラス委員の責務は果たさなくっちゃって思って。　男子のクラス委員だけに監視役を任せておくのは、申し訳ないから」
牧田さんが答える。