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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第13章 第13章 お笑いサークルの飲み会
「やっぱり、プロの世界は違いますし。だからこそ養成所で結果を出して所属したいんです。」

「そ、そうなんですね。僕はまだそういうの何も決めてないです。」と菊池君がさらっと言った。

確かに菊池君は今俺の趣味に付き合ってくれてるみたいな所あるもんな。

俺も養成所に行けば一人前の芸人になれるのかな・・・・

「芸人さんってやっぱりモテるんですか?」と菊池君は素人丸出しの質問をする。

「そうですね~。やっぱりお笑いやってると普通の大学生よりはモテると思います。」
と怒ることも無く答えてくれた。

「あ、そうなんですね~。じゃあ僕もちゃんとお笑いやってたらモテるのかな~。」とまた菊池君が珍しく空気を読まない話を続ける。

「やっぱりモテないと・・・・都内のライブとか出るときにお客さん全く呼べないんじゃ話にならないですから。うちのサークルのライブは都内の小屋借りてやるんで呼べないと部長らに詰められるんですよ・・・」

そう考えるとうちのサークルは集客については少しぬるい感じがするよな・・・

あんまりプロになろうとしてる先輩もいないし・・・・

「プロの芸人さんの飲み会に行って飲んだりすると色々勉強になりますよ。僕らが女性用意したりすることが多いんですけど。」

「え!?そういうこともしてるんですか??」と素で明良はびっくりした。

「昔の芸人さんは飲み会でかなり無茶してたみたいですが、今は事務所がコンプライアンスでうるさいんで未成年と飲み会やったりとか乱交とかはしないみたいですよ。」

「昔の芸人ってそんなAVみたいなことしてたんですか!?」

「僕らも話を聞いただけなんですが、そういう芸人がいっぱいいたんでコンプライアンスなんてのが言われるようになったみたいですよ。」

「え!?でも今でも飲み会後にお持ち帰りとかは本当にあるんですか??」と菊池君が興奮しながら質問をする。

「あはははは。まあ大人の恋愛ですからね。ワンナイトだってありますよ。」

「是非今度飲み会に僕を混ぜてください!」と菊池君は頭を下げている。

「あはははは。面白いっすね!じゃあ今度飲み会やる時連絡しますよ。」と携帯番号の交換を始めた。

明良もそういう飲み会に行きたい気持ちがあったが、素直に「俺もお願いします!」と言えなかった。

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