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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第4章 生のお笑い芸人の凄さ
舞台が明るくなり「どうもこんにちは~。ニッシー中西です。」と元気よく飛び出してきた。

中西さんは今日は携帯電話についてのネタをやるはずと思ったら今までに全く観たことないネタを始めた。

これってひょっとしてこのライブ用に作った新ネタじゃないかな・・・

今月先輩は後々携帯電話はどんどん進化していく~。という未来の話をするネタを教室や部室で練習しているのを見かけたので俺は今月このネタを押していくのだと思っていた。

陽子も同じことを思ったようで「あれ、これ新ネタじゃないかな・・・・」とつぶやいている。

俺の右隣の男性は「彼はどんどん良くなっているな。」と呟いていた。
ひょっとして先輩のファンなのか??

今日のライブのネタ時間は3分で3分15秒で完全暗転となる。

先輩は漫談からネタを始めて自分でボケながらツッコんだりもするし、後半は現実逃避などで舞台狭しと走り回ったりする。

今日の新ネタは友人に保険の勧誘をするというネタで中身が分かりにくいかなと思ったもののテンポよく先輩のキャラクターを出せたネタだった。

今迄のパターンではない意外性のあるネタで先輩の本気具合が本当に分かった。

「終わりでーす。どうもありがとうございました~。」とネタが終わった時には大きな拍手が会場に響いていた。

俺と陽子はライブの投票用紙に中西先輩の名前を書いた。
この客投票で本日の順位が決まる。

この後の登場した芸人達もネタのテンポも良かったのだが、前回1、2位だったコンビのそれぞれのネタは別格だった・・・

この2組は同じ事務所にも所属している芸人なのだが、テンポもキャラクターも完成していて他の出演者とは明らかにレベルが違ったのだ・・・・

客の笑いの量も中西先輩の倍は取っている・・・

学生とプロの差はこんなにあるのか・・・・

俺も漫才を今やっているがこのコンビみたいなレベルになれるとはとても思えない・・・
隣りで陽子はゲラゲラ笑っている。

その後司会をしていたコンビの漫才もまたレベルが高く、プロの恐ろしさを俺は肌で感じていた。

そしてライブはいよいよエンディングになる。



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