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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第1章 彼女の決意
そんな俺にも同じ大学に通う彼女がいる。

大野陽子(おおのようこ)という名前で同じ経営学部に通っていてしかも同じお笑いサークルに入っている。

しかし陽子の場合は、お笑いをやりたいのではなくお笑いの環境の中にいたいという理由でサークルのスタッフ的な業務をしたりしている。

この気持ち俺にはイマイチ良く分からないがそういう人間もいるのだろう・・・

そんな女の子がなぜ俺の彼女になったのかはまたおいおい話すとして、大学に入るまで童貞だった俺は彼女のお陰で童貞を捨てることが出来た。

髪型はショートで小柄な感じの女の子なのだがおっぱいが結構大きい。

なかなかバストのサイズを聞くタイミングが無いのでそこだけは近いうちに確認しよう・・・

彼女はいつバージンを捨てたのか聞いてみたいという気持ちもあったがそんなことを聞いて嫌われたくもないのでその部分は聞いたことが無い。

「俺のどこにお前が好きになる要素があったのか?」ということを聞いたら
「そうだな~。全てにおいて不器用でなんだかほっとけなかったとこかな。」とさらっと言われた。

貶されてるような気もしたがそんな俺を好きになってくれたことが嬉しかったので、それ以上陽子に確認はしなかった。

自分でも思うが確かに俺は不器用で笑いのセンスの欠片もないかもしれないが、陽子を思う気持ちはだれにも負けない!と心の中に秘めた想いはある。

サークルの仲間や友人達は俺達を夫婦と呼んでいる。
まあ悪い気はしないが少し照れてしまうのが俺のダメな部分かも。

相方の菊池君にも「菊池君!!うちの彼氏お笑いのセンスとか全くないかもしれないけど。努力で少しだけ面白くなると思うんでこれからも漫才付き合ってあげてね。」と大学で会う度に言ってるそうで
「お前の彼女は本当に立派だな!」と度々菊池君から良く分からないお誉めの言葉をもらった。

不器用な俺だけど周りの皆が応援してくれてるのは本当に有難いことだ。

だからこそ次に先輩に見せるネタは少しでも面白いと思ってもらえるネタをやりたいと思い、今日は学食の一番隅の席で新ネタを考えている。

本当は、関西の漫才師さんみたいなしゃべくり漫才がやりたいがそんな技術は俺にはないのでコントっぽい漫才の「漫才コント」でネタを考えている。





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