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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第6章 陽子の体験入店  本日最後の客
「これ私の携帯番号です。良かったら連絡ください。今日は私体験入店なんで番号交換とかしちゃいけないんですけど、お兄さんは特別なんです。」

「あ、特別ってなんか良い響きだね。」

「だから内緒にしてくださいね。」と人差し指を吉内の口に当てた。

「なんかこういうのを女の子にしてもらうの懐かしいな。」
と吉内は芸人時代ファンの子に色々なアプローチを受けていた日々を少しだけ思い出していた。

芸人時代の吉内は相方も高身長で顔もシュッとしていたので人気もそこそこあった。

自分から口説かなくても女性のほうから近づいてくるので楽をしていたというのもあったかもしれない。

芸人を引退してマネージャーとなってからは社会人となったので無茶苦茶な遊びはしなくなった。

芸人を辞めたことに関して未練は無かったが女性にモテることが減ったので本心では寂しかった。

「ああ、ごめんね。今ぼ~っとしてたよ。」

「あ、ひょっとして違う女の子のこと考えてたんでしょ。ゆい悲しい。」

「え!そんなことじゃないよ。ゴメンゴメン。」
そう言って陽子の頭を優しく撫でてきた。


「他の子のこと考えてたんじゃなかったなら良かった。」と陽子は吉内の人差し指を咥えた。

「あ、凄い。指フェラってやつだよね。気持ち良いよ。」
指を舐めているうちに頭の中ではあれを舐めている時のように興奮してしまい、はぁはぁと息が荒くなってきたのだ。

イチャイチャしてるだけなのに私濡れてきてる・・・・
こんなに感じてるなんて・・・・
抱いてほしい・・・・

明良には悪いと思いつつ、内緒で2人悪いことをしてると思えば思うほど興奮が増していく・・・・

そうこうしているうちに時間となり店長がテーブルに伝えに来た。

「お時間となりましたが、延長なさいますか?」

「後ろの連れは帰りますかね?」

「あ、お連れ様は帰るとおっしゃってました。」

「そうですか。では僕も帰ります。」

帰りにエレベーター前まで陽子は吉内を見送り本日の体験入店の時間が終了した。

本当は延長もしていって欲しかったが、携帯のほうに連絡をくれるのをここは待つことにした。

ロッカールームに戻ると他の女の子達も早番部隊は終わりの時間なので着替えたりしていた。

「あっゆいちゃんお疲れさま~。最後のお客さんも指名してくれたんだってね。おめでとう。」







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