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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第7章 ワンチャンスプロモーションのネタ見せに参加
「まあ。今お笑いの養成所でも脱サラの人とかいますからね。緊張したでしょう?これから続けるならもっとお笑いライブを観に行って、エントリー制のライブも一杯あるんで沢山出てみてください。本日はありがとうございました。」と吉内マネージャーは慣れた感じで話し、次の芸人を呼ぶ。

「はい、それでは3組目 クラッシュボーイズさんお願いします。」

「はい。コントをしますので机と椅子をお借りします。通常は暗転板付きの状態です。よろしくお願いします。」とハローワークに職探しに来たネタをはじめた。

そこからテンポよくコントが進む。

「もういいよ!どうもありがとうございました!」

「はい。2分51秒です。」

「はい。お疲れ様です。今回のハローワークのコントのネタを作るにあたって実際にハローワークには行ったりしましたか?」

「え、あの、実際には行かずイメージで作りました。」

「そうだよね。今のネタを見てると実際にハローワークに行ったことがある人は違和感がある箇所があるんだよ。」

「え!?」とクラッシュボーイズの2人は驚いている。

「通常はあそこに行くとまず端末機触って希望の職業から受けたい会社の情報を印刷して、そこからハローワークの職員さんと話したりなんて流れになるんで。あまり職員さんからあれやこれやと求人を出して紹介してくれるのは少ないかな。そういうリアリティがコントには必要なんだよ。うちの所属芸人にもよく言ってるんだけど。」

「そうなんですね。」とコンビが納得している。

「不動産屋ネタもそうだけど今どきはファイルから物件資料出すんじゃなくて、パソコンの画面見ながら説明受けるとかその中で興味のある物件の資料不動産屋さんが印刷して説明してくれるじゃない。だからこそネタ作る前に取材みたいなものは大切だよね。」と吉内さんは語る。

俺も今書いてるもう一本のネタは不動産屋ネタでファイルから出して進めていくやつだった・・・
危ね~・・・
先に教えといてもらって良かった・・・
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