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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第7章 ワンチャンスプロモーションのネタ見せに参加
「はいどうも~。ライトノベル兄弟です!よろしくお願いします。頑張っていきましょう。」と1組目のコンビが漫才をはじめる。
どうやらキャリアもそれなりにあるようでテンポや間の使い方などが上手い。
そんなことを考えているうちにあることに気付いた。
マネージャーも作家陣も来ている芸人も誰も笑っていないのだ・・・・
これが事務所のネタ見せなのか・・・・
稽古場の中でコンビの声だけが響く。
吉内さんはたまに用紙に何やら記入をしている。
このネタ見せ参加者の合格した数組がワンチャンスプロモーションの新人コーナーに出れるが毎回合格者がいるわけでもないらしい・・・
そうこうしているうちにライトノベル兄弟の漫才が終わった。
「それでは以上です!どうもありがとうございました。」
「はい!2分45秒です。」と作家の岸本さんが知らせる。
ネタが終わるとその場で軽くダメ出しをしていく。
「はいお疲れ様です。元気も良かったしテンポも良かったよ。だけどもう少しネタの中身で新しい切り口が欲しいかな~。でも前回来てもらった時より聞きやすくて僕は良かったな。」と吉内さんがコメントし他の作家がネタの中身の工夫の仕方をアドバイスして終了した。
「はい!それでは2組目の今日も明日も矢神です!さんお願いします。」
「は、はい。1人コントをします。机などは使いません。よろしくお願いします。」と結構緊張した感じでネタをはじめた。
芸人をはじめたばかりの俺から見ても素人が来た!というのが分かった。
どうやら街でアンケートをしていくネタらしいのだが声が小さくてよく分からない・・・
この人は養成所とか出てないんだろうな・・・・
そんなことを考えていたら矢神さんはネタが飛んでしまったらしく途中で固まっている。
「あ、すいません。時間が経過したので終了してください。」
「え、あ、はい。すいません。」
この矢神さん、今日生まれてはじめて人前でお笑いをしたそうだ。
初参加なので提出していた履歴書をマネージャー2人が見ている。
「矢神さん43歳なんですね。お笑いがやりたくなり務めていた工場を退職して今日参加していると・・・・」
一瞬稽古場内は「おい。おっさんマジかよ。」という皆が思う空気が流れていた。
どうやらキャリアもそれなりにあるようでテンポや間の使い方などが上手い。
そんなことを考えているうちにあることに気付いた。
マネージャーも作家陣も来ている芸人も誰も笑っていないのだ・・・・
これが事務所のネタ見せなのか・・・・
稽古場の中でコンビの声だけが響く。
吉内さんはたまに用紙に何やら記入をしている。
このネタ見せ参加者の合格した数組がワンチャンスプロモーションの新人コーナーに出れるが毎回合格者がいるわけでもないらしい・・・
そうこうしているうちにライトノベル兄弟の漫才が終わった。
「それでは以上です!どうもありがとうございました。」
「はい!2分45秒です。」と作家の岸本さんが知らせる。
ネタが終わるとその場で軽くダメ出しをしていく。
「はいお疲れ様です。元気も良かったしテンポも良かったよ。だけどもう少しネタの中身で新しい切り口が欲しいかな~。でも前回来てもらった時より聞きやすくて僕は良かったな。」と吉内さんがコメントし他の作家がネタの中身の工夫の仕方をアドバイスして終了した。
「はい!それでは2組目の今日も明日も矢神です!さんお願いします。」
「は、はい。1人コントをします。机などは使いません。よろしくお願いします。」と結構緊張した感じでネタをはじめた。
芸人をはじめたばかりの俺から見ても素人が来た!というのが分かった。
どうやら街でアンケートをしていくネタらしいのだが声が小さくてよく分からない・・・
この人は養成所とか出てないんだろうな・・・・
そんなことを考えていたら矢神さんはネタが飛んでしまったらしく途中で固まっている。
「あ、すいません。時間が経過したので終了してください。」
「え、あ、はい。すいません。」
この矢神さん、今日生まれてはじめて人前でお笑いをしたそうだ。
初参加なので提出していた履歴書をマネージャー2人が見ている。
「矢神さん43歳なんですね。お笑いがやりたくなり務めていた工場を退職して今日参加していると・・・・」
一瞬稽古場内は「おい。おっさんマジかよ。」という皆が思う空気が流れていた。