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最後の女
第3章 看護師、田宮
彼女がトレイからT字型の剃刀を手に取るのが見える。
「危ないから動かないでくださいね」
無言でうなずいた。
へその下に冷たい感触が当たる。
しょりしょりと、刃の滑りとともに毛が剃られていく。
剃られた後に、残った毛と泡の塊は、ガーゼできれいに拭き取られた。
そのガーゼは小さな黒いビニール袋に入れられた。
彼女は同じ動作を何度も繰り返す。
ペニスのところに来た。
へそから下、ペニスの根元までは毛がなくなり、今まで見たことのなかった肌が露出していた。
子供のような毛のない下腹部の先のペニスの付け根には、まだ黒々と密集した毛が見える。
明るい部屋の中で見るそれは、自分の身体の一部なのに異様なものに見えた。
「動かないでくださいね」
彼女が同じことを言った。
誠一は複数の意味で深呼吸した
亀頭の下のくびれた部分に指を回してペニスを垂直に立てた。
彼女の顔がペニスに近づく。
大きな目の、真剣な眼差しがペニスに注がれる。
剃刀の刃がペニス当てられた。
上から下に向かってゆっくりと動いた。
「痛っ!」
誠一は思わず声を上げた。
「ごめんなさい……まだ毛が柔らかくなってないんですね……もう一度塗りますね」
その目が誠一をちらっと見た。
傷つけたのではなく、硬い毛を無理に剃ろうとしたときの痛みだとわかっているようだった。
「は、はい……」
彼女はまた泡の塊を手の平に持ってきた。
ペニスを左手でまた持ち上げる。
今度はたっぷりと泡を根元に付けた。
その泡をすり込むように右手が根元を円を描いて動く。
何度か陰嚢に触れた。
ペニスを掴んで支えている左手に少し力が入った。
柔らかいペニスが上に向かって引き伸ばされる。
引き伸ばされたあと、今度は左手全体でペニスが握られた。
親指は亀頭の裏側を押さえている。
誠一はごくりと、つばを呑んだ。
上を向いているペニスの根元に、右手の人差し指と親指が回された。
その輪が回りながら上下した。
亀頭の裏を押している親指が何度か場所を変え、持ちやすいところを探して動いる。
それが刺激となった。
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