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最後の女
第3章 看護師、田宮
彼女は大きめのタオルを手に、誠一の腰あたりにかがんだ。
「お尻を上げてもらえますか」
言われるまま腰を浮かせた。
彼女は素早く、腰から太ももの下に掛けてタオルを敷いた。
そして、誠一のパジャマとブリーフを一気に太ももまで引き下げのだ。
誠一は、何も言えず、何も抵抗出来なかった。
それほど予備動作のない素早い動きだったし、それも無表情に行われたからだ。
ペニスがすべて露になった。
現れたペニスは今は、通常の大きさに戻っていた。
なぜかほっとした反面、萎えた中年のペニスを若い女に見られているという羞恥心が湧き上がってきた。
彼女を見た。
彼女は誠一の戸惑いなど意に介さないように、作業をこなしている。
小さな円筒形の容器を降り、手の平に上部を傾けた。
白い泡状のものが噴出し、塊を作った。
「ごめんなさい。ひやっとしますね」
その泡の塊を、へその下に塗り始めた。
毛の生えているところに厚めに伸ばす。
冷やりとした感触のあとに、すーすーとした清涼感が広がる。
何回か泡を付け足し、手はペニスのところに来た。
ペニスの根元、陰嚢の付け根と、同じスピードで塗られていった。
誠一は彼女が塗る場所と、彼女の顔を交互に見ていた。
彼女の表情は変わりはしなかった。
手際良かった。
多分、彼女はこんなことは慣れていて羞恥心はないのだろう……。
そう思った。
そう思うことにした。
誠一自身も“変な気持ち”にならないように目を天井に向けた。
そのときペニスが掴まれた。
慌てて顔を下腹部に戻す。
彼女は左手の人差し指と親指で、柔らかい亀頭を掴み、持ち上げていた。
彼女が体温がペニスに伝わる。
朝、脈を計ったときの彼女の手は冷たかったが、今は温かだった。
彼女の大きな目がじっとペニスを見つめている。
そして、持ち上げた棒の裏側の根元にも泡を塗る。
そんなところまで……?
ペニスの根元が清涼感が包む。
もしかして……と不安になりペニスを見つめるが、心なしか太くなった程度だった。
また気を紛らわすように天井を見た。
誠一は深呼吸をした。
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