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続・独占欲に捕らわれて
第2章 依存の海
紅玲は千聖をベッドの上に寝かせると、真っ赤な首輪を千聖につけた。首輪に繋がった鎖を揺らしながら、紅玲は満足気に微笑む。
「こうやってチサちゃんを鎖で繋いでると、オレのものだって目に見えて分かるから、すごく落ち着く。ずっと鎖で繋いで、オレの傍に置いておければいいのに……」

「気持ちは嬉しいけど……」
「聞きたくないな」
紅玲は千聖の唇を強引に塞ぎ、舌を彼女の口内に侵入させる。千聖は受け入れるように口を薄く開けると、舌を絡ませた。
外の雑音が遠ざかり、ふたりの世界が出来上がる。薄暗い部屋には、ふたりの吐息と水音が響く。

「はぁ……紅玲……」
千聖は潤んだ目で紅玲を見上げるが、彼は冷めた目で千聖を見下ろしている。
「紅玲……?」
不安になった千聖は、紅玲の頬に触れながら名前を呼ぶ。

「チサちゃんはオレのなんだから……。拒絶の言葉は聞きたくないよ……」
紅玲は寂しそうに言うと千聖を抱きしめて、彼女の首に顔を埋める。
「拒絶なんて、してないじゃない……」
「仕事があるから、オレとずっといられないって言いたいんでしょ? そんなの、拒絶と同じだよ。今だけは、そんなこと言わないで……。可愛い声で、オレを受け入れてよ」
紅玲は言い終えると、千聖の首筋に甘噛みをする。
「んあぁ……! は、ぁ……痕、つけちゃダメだからね……?」
千聖がやんわりと紅玲の肩を押しながら言うと、紅玲はほんの一瞬、しかめっ面をする。

「ここならいいでしょ?」
紅玲は服の上から、千聖の胸元にキスを落とした。
「えぇ、そこにならたくさんつけて……」
千聖は恍惚の笑みを浮かべながら、タートルネックセーターをたくしあげる。
「あとはオレにやらせて」
紅玲は千聖の手を優しい手つきでどかすと、自分の手で脱がせた。純白のブラジャーが、千聖の豊満な胸を覆っている。

「赤とか黒とか、そういう映える色もいいけど、白もすごく似合うよ。いつかこんな色のウエディングドレスを着させてあげるね」
そう言いながら紅玲は千聖の背中に手を回し、片手で器用にホックを外した。緩んだブラジャーは、千聖のバストの上で浮き上がる。
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