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乳母…めのと
第6章 乳母…6
「突発性発疹だと思うって言われたよ。免疫が切れる頃に風邪みたいな症状になるんだそうだ。」
「あ…突発性?そう…ああ、突発性発疹…知っていたのに、あんなに慌てて…」
「仕方ないよ初めてだったし…」
「でも良かった。重篤な病気だったらと思って。」
「大袈裟だなぁ。」
「そうね。少し考えたら分かるのにね。」
電話を、切るとやはり心配で無性に隼人と佐野に会いたくなり、そのままマンションに向かっていた。
隼人の顔を見ると、真っ赤で苦しそうで、可哀想だった。
「隼君?苦しい?切ない?」
隼人を抱いている佐野から隼人を受け取り、抱き締めた。
グズっていた隼人は安心したようで、少しずつグズリが止んだ。
「隼君、代わってあげられたら…」
「親バカたなぁ。あおいさんは。こうして隼人も大きくなるんだな。大変そうだけど、強くなっていかないと…な。」
隼人の頭を撫でながら佐野は言った。
「あ…突発性?そう…ああ、突発性発疹…知っていたのに、あんなに慌てて…」
「仕方ないよ初めてだったし…」
「でも良かった。重篤な病気だったらと思って。」
「大袈裟だなぁ。」
「そうね。少し考えたら分かるのにね。」
電話を、切るとやはり心配で無性に隼人と佐野に会いたくなり、そのままマンションに向かっていた。
隼人の顔を見ると、真っ赤で苦しそうで、可哀想だった。
「隼君?苦しい?切ない?」
隼人を抱いている佐野から隼人を受け取り、抱き締めた。
グズっていた隼人は安心したようで、少しずつグズリが止んだ。
「隼君、代わってあげられたら…」
「親バカたなぁ。あおいさんは。こうして隼人も大きくなるんだな。大変そうだけど、強くなっていかないと…な。」
隼人の頭を撫でながら佐野は言った。