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乳母…めのと
第2章 乳母…2

「痛っ…」
あまりに乳房が痛み、発熱もあるあおいのおっぱいを診てくれる助産院に佐野と隼人と一緒に出掛けた。
ビルとビルの間にある助産院はもう何十年もそこにある風貌で、なかなか人気で診療キャンセルがあり、急に予約が取れたのだった。
佐野が見つけてくれたのだった。
乳腺炎になりかけているようで、乳房のマッサージから、乳首のマッサージまでした。
「ここがまだ開通していないから、このところの乳腺が開くと…」
乳房と乳首のマッサージは涙が出てしまうほど痛かったが、あおいは堪えた。
施術が終わると、乳腺炎予防に赤ん坊の飲み残した母乳を搾乳し、マッサージも欠かさずするように言われたのだった。
「父親にして貰うのが一番ですよ。」
80歳過ぎのベテラン助産婦が、診察が終わり帰り際に一緒に来ていた佐野の顔を見ながら優しい声で言った。佐野はチラリとあおいを見、顔を赤らめていた。
佐野も男…触ってみたいと言われたら触りたい。そんな事を思いながらも、助産師からあおいのおっぱいに触れながらマッサージの方法を学んだ。
助産院近くのコンビニまで来ると
「ここで…打ち合わせに行かないとならないから。先に帰っていて。夕食は何かテイクアウトか宅配にしよう。」
「は…はい。行ってらっしゃい。」
あおいは佐野の後ろ姿を見送り歩き出した。
そして、帰宅する為に落ちた歩道橋の前に来ると、あの時の恐怖が蘇り怖くて渡れなく、少し離れた信号機付きの横断歩道まで歩いた。
妊婦の自分を二度も押し、歩道橋から突き落とした犯人を思うと震えがきてしまった。
「犯人を見つける!絶対に!」
歩道橋を見ながらあおいは心に誓っていた。
あまりに乳房が痛み、発熱もあるあおいのおっぱいを診てくれる助産院に佐野と隼人と一緒に出掛けた。
ビルとビルの間にある助産院はもう何十年もそこにある風貌で、なかなか人気で診療キャンセルがあり、急に予約が取れたのだった。
佐野が見つけてくれたのだった。
乳腺炎になりかけているようで、乳房のマッサージから、乳首のマッサージまでした。
「ここがまだ開通していないから、このところの乳腺が開くと…」
乳房と乳首のマッサージは涙が出てしまうほど痛かったが、あおいは堪えた。
施術が終わると、乳腺炎予防に赤ん坊の飲み残した母乳を搾乳し、マッサージも欠かさずするように言われたのだった。
「父親にして貰うのが一番ですよ。」
80歳過ぎのベテラン助産婦が、診察が終わり帰り際に一緒に来ていた佐野の顔を見ながら優しい声で言った。佐野はチラリとあおいを見、顔を赤らめていた。
佐野も男…触ってみたいと言われたら触りたい。そんな事を思いながらも、助産師からあおいのおっぱいに触れながらマッサージの方法を学んだ。
助産院近くのコンビニまで来ると
「ここで…打ち合わせに行かないとならないから。先に帰っていて。夕食は何かテイクアウトか宅配にしよう。」
「は…はい。行ってらっしゃい。」
あおいは佐野の後ろ姿を見送り歩き出した。
そして、帰宅する為に落ちた歩道橋の前に来ると、あの時の恐怖が蘇り怖くて渡れなく、少し離れた信号機付きの横断歩道まで歩いた。
妊婦の自分を二度も押し、歩道橋から突き落とした犯人を思うと震えがきてしまった。
「犯人を見つける!絶対に!」
歩道橋を見ながらあおいは心に誓っていた。

