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乳母…めのと
第2章 乳母…2

「ただいま…」
佐野が昼過ぎに戻ると、ソファに座ったままあおいは眠っていた。
ベビーチェストの隼人は起きたらしく、一人で天井を見つめご機嫌だった。
「疲れているんだな…」
佐野は毛布をあおいに掛けた。毛布を掛けると時に手の甲があおいの乳房に触れた。昨夜とは違い柔らかだった。このままあおいの乳房をもっと触りたい衝動に駆られたが、そっと毛布を掛けた。
毛布を掛けるとあおいは気付き、
「あ…私…寝ちゃった見たい…おかえりなさい。お昼ご飯は?」
「ごめん、起こしちゃったね。ご飯はまだ…だけどある?」
「はい。あります。今準備しますね。」
「寝ていていいよ。自分で出来るし。」
「いいえ、もう起きたし、大丈夫です。」
佐野は亡くなった奥さんにはこんな優しい言葉を掛けていなかっただろうな…
仕事から夫が帰ってきて妻が起きるのは当たり前で、昼食の準備をするのも当たり前だと思っていたから、感謝の気持ちは全く持っていなかっただろうな…
死んだ妻に申し訳なく思ったのだった。
佐野が昼過ぎに戻ると、ソファに座ったままあおいは眠っていた。
ベビーチェストの隼人は起きたらしく、一人で天井を見つめご機嫌だった。
「疲れているんだな…」
佐野は毛布をあおいに掛けた。毛布を掛けると時に手の甲があおいの乳房に触れた。昨夜とは違い柔らかだった。このままあおいの乳房をもっと触りたい衝動に駆られたが、そっと毛布を掛けた。
毛布を掛けるとあおいは気付き、
「あ…私…寝ちゃった見たい…おかえりなさい。お昼ご飯は?」
「ごめん、起こしちゃったね。ご飯はまだ…だけどある?」
「はい。あります。今準備しますね。」
「寝ていていいよ。自分で出来るし。」
「いいえ、もう起きたし、大丈夫です。」
佐野は亡くなった奥さんにはこんな優しい言葉を掛けていなかっただろうな…
仕事から夫が帰ってきて妻が起きるのは当たり前で、昼食の準備をするのも当たり前だと思っていたから、感謝の気持ちは全く持っていなかっただろうな…
死んだ妻に申し訳なく思ったのだった。

