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乳母…めのと
第4章 乳母…4
二人で見つめ合ったり、二人で隼人を見つめたりしながら朝食を食べていると、佐野のスマートフォンが鳴った。
チラリと見ると『美里』と画面に出ていた。
先日あおいと一緒に受け付けの手伝いをした女性の名前だった。
佐野はチラリとあおいを見たがスマートフォンを持ち席を立ち、
「早いですね。昨日はありがとうございました。で、いつお会い出来ますか?」
部屋に行きながら会話をしている声が聞こえ、
「好きですよ、もちろん…」
と聞こえ部屋のドアか閉まったのだ。
美里さんが好きなのね…
昨日も会っていたのね。仕事じゃ…?
私はただのお手伝いさん…都合のいいお手伝いさんなんだわ。
セックスしたのも流れでしたんだわ…
胸に痛みを感じていた。
「ゴメン、直ぐに出掛ける事になって…」
佐野は心無しかウキウキしているように感じた。
「はい。わかりました。」
寂しげな表情にならないように笑顔で返した。
私はただの子守りでただのお手伝いさん
置いて貰えるだけありがたいじゃない
子育てをさせて貰えているんだし…
自分に言い聞かせていた。
チラリと見ると『美里』と画面に出ていた。
先日あおいと一緒に受け付けの手伝いをした女性の名前だった。
佐野はチラリとあおいを見たがスマートフォンを持ち席を立ち、
「早いですね。昨日はありがとうございました。で、いつお会い出来ますか?」
部屋に行きながら会話をしている声が聞こえ、
「好きですよ、もちろん…」
と聞こえ部屋のドアか閉まったのだ。
美里さんが好きなのね…
昨日も会っていたのね。仕事じゃ…?
私はただのお手伝いさん…都合のいいお手伝いさんなんだわ。
セックスしたのも流れでしたんだわ…
胸に痛みを感じていた。
「ゴメン、直ぐに出掛ける事になって…」
佐野は心無しかウキウキしているように感じた。
「はい。わかりました。」
寂しげな表情にならないように笑顔で返した。
私はただの子守りでただのお手伝いさん
置いて貰えるだけありがたいじゃない
子育てをさせて貰えているんだし…
自分に言い聞かせていた。