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乳母…めのと
第4章 乳母…4
連絡をしてから30分もかからずに川口はやってきた。
マンションに上がりテーブルに置かれているタブレット型の機器を取り少し調べた。
が…
操作する暗証番号は分からず、
「この機器に組み込まれているGPS機能を使っているのかも。この機器を失くした時に他の機器からこの機器を探せる機能だよ。」
「え?探す?自分で出して?」
「宛名主のあおいさんを探す為だよ。」
「私?…あの。。一体誰が…そう言えば数日前に出掛けた時に…交差点で信号待ちをしていた時に押されたの。」
「押された??」
「犯人は分からなかったの」
「怪我は?」
「怪我は無かったけど、隼人君を連れていて、ベビーカーがひっくり返りそうになって…」
「佐野には言ったの?」
あおいは首を横に振った。
「何故?」
「忙しそうだったし…やっと夕べ落ち着いたようで…でもまた忙しそうで…」
美里からの電話を思い出し、寂しそうに視線を床に落とした。
マンションに上がりテーブルに置かれているタブレット型の機器を取り少し調べた。
が…
操作する暗証番号は分からず、
「この機器に組み込まれているGPS機能を使っているのかも。この機器を失くした時に他の機器からこの機器を探せる機能だよ。」
「え?探す?自分で出して?」
「宛名主のあおいさんを探す為だよ。」
「私?…あの。。一体誰が…そう言えば数日前に出掛けた時に…交差点で信号待ちをしていた時に押されたの。」
「押された??」
「犯人は分からなかったの」
「怪我は?」
「怪我は無かったけど、隼人君を連れていて、ベビーカーがひっくり返りそうになって…」
「佐野には言ったの?」
あおいは首を横に振った。
「何故?」
「忙しそうだったし…やっと夕べ落ち着いたようで…でもまた忙しそうで…」
美里からの電話を思い出し、寂しそうに視線を床に落とした。