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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第7章 それぞれの日々の中で…
喧嘩に女遊びと停学の多い生徒が多かった中川の出身の北中。
あの北中、素行の悪い北中と先生から言われるが喧嘩っぱやくても中川は悪と言われても北中の生徒と比べるとそれ以上な行動はない。

ただ授業中寝ていたりノートに落書きしていてみつかった時廊下に立たされている事が日常と化していた北中時代。

だが体育だけは別で熱心で他の生徒より群を抜いて優れた運動神経。

喧嘩っぱやくても成績が悪くても他の北中生徒と比べると思う程には悪ではない、体育で走る姿や右に左に走りボールを追いかけサービスエースを決める様など他の生徒よりかっこいい程だ。

綾香と同じく練習を観る女子もいたりして「かっこいいね」と色めき立つ生徒。

中川が綾香に手を振るとその生徒等がジロリと綾香を見てヒソヒソと何やら話していたりする。

それが同じ学年であれば何らかの形で綾香が中川といるところを廊下や職員室前や保健室で見たりしていたのだろうか。
彼女らは言う。

『中川くんは成績が良くなりたいから森部さんといるんじゃない?』
または、
『勉強勉強しかない森部さんといて何が面白いの?』
そうあからさまに聞こえるように言い綾香は聞こえてないふりをし試合を見てはいたが弁当を持つ手が震えるかのよう。

彼女らは髪もアクセサリー等も校則ギリギリのおしゃれを楽しんで制服もくずした感じでラフさを出し楽しんでいる感じだ。

綾香といえばリストバンドを貰えどそれを見せつける事なく見えないようつけ、色ゴムが主で最近あのリボンをつけ始め制服もきっちり着るという校則写真の見本みたいな真面目さだ。
ソックスを彼女らみたいにルーズにクシュクシュにしたくても人目を気にしまっすぐなソックスなのだ。

あたしだって着こなしてみたい…
ソックスをクシュクシュにしてみたい…
勉強ばかりなど時にはドラマだって漫画だってみてる普通の高校生なのに…

朝の悪口を引きずるかのように昼のお弁当時の綾香は元気がなかった。

のり子特製のミートボール・綾香の焼いた卵焼きを頬張りご飯へと箸がのびる中川が聞いた。

『朝から変だ』

ブロッコリーのサラダを飲み込んだ綾香は箸をおいた。

『何も…』


『言えよ、聞いてやるから』

『彼女らが茶髪くんは成績が良くなりたいからあたしといるんだって…』
声が震える。

『それしかないだろ、綾香さん頭良いから頼りにしてんだ』
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