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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第8章 新たなる人物…
綾香は次の授業を受けながらも中川と宮川春樹の対立を気にしていた。
というのもそもそもの原因は宮川春樹へ隙を作ったのは彼女自身だという、
それに伴い怒った中川が宮川に先程のように手をあげる事はせっかく成績もあがってきているのに先生の評価を下げる事につながりかねないからだ。
中庭ベンチで弁当を食べる時にも綾香は中川にアドバイスをされていた。
『絶対に宮川にキスをさせんじゃない、半径2メートル近づくなよ』
卵焼きをほおばり言う内容ではないが彼はマジな顔つきだ。
『半径2メートル…』
チキンライスを食べる手を止め聞き返す。
『大げさだなっていう顔やめろよ、宮川にはそれくらい警戒しとけって事』
のり子味付けのハム多めポテトサラダを美味しそうに食べながら。
それくらい警戒しとけって…
茶髪くんの顔つきが真剣で何も言えない…
中川の忠告があたっていたのは綾香が部活に行く途中になる。
壁にもたれかかっている人物に気がついた彼女は部室とは逆の方向に走り始めた。
振り返ると5メートル後を宮川春樹がゆっくりとこちらに向かって来ていて綾香は再び前を向いて教室へ階段をあがり始めたとこで息があがり立ち止まった。
『キスをさせろ』
宮川が後ろから言う。
茶髪くんの言う2メートルあたしが走るのが遅い事、相手はすぐに追いつけるって事…
振り向けない…
『いいから、じれったいなっ』
彼は彼女の肩をグイッと回転させ唇を塞いだ。
部活に持って行く鉛筆等が入ったペンケースがカランッと音を立てて床に落ちていく。
嫌…
茶髪くんとは違う感触があたしの口をなぞるようで唾液が顎に、とても気持ち悪い…
抵抗しなければ…
『…離して…』
声を張り上げたつもりが塞がれた唇のせいでまるで相手には聞こえない。
『抵抗する気?あんたは性のはけ口、容姿とか関係ないから』
薄ら笑って再び唇を奪った。
せめてもの抵抗だと綾香は春樹の股間めがけて膝で蹴り上げようとし、
かすかにあたったが触れたくらいで相手は痛ささえなかったがその態度が気にいらないのか春樹が綾香の頬を叩いた。
パンッという音が痛さを物語り彼女は床に座りこんだ。
『立てよっ、それともこのまま押し倒されたい?』
春樹が彼女を立たせまた唇を塞いだ。
痛さと気持ち悪さと…
気持ち悪さの方が…
……相手の唇を噛んでしまえば?
唇を動かした。
というのもそもそもの原因は宮川春樹へ隙を作ったのは彼女自身だという、
それに伴い怒った中川が宮川に先程のように手をあげる事はせっかく成績もあがってきているのに先生の評価を下げる事につながりかねないからだ。
中庭ベンチで弁当を食べる時にも綾香は中川にアドバイスをされていた。
『絶対に宮川にキスをさせんじゃない、半径2メートル近づくなよ』
卵焼きをほおばり言う内容ではないが彼はマジな顔つきだ。
『半径2メートル…』
チキンライスを食べる手を止め聞き返す。
『大げさだなっていう顔やめろよ、宮川にはそれくらい警戒しとけって事』
のり子味付けのハム多めポテトサラダを美味しそうに食べながら。
それくらい警戒しとけって…
茶髪くんの顔つきが真剣で何も言えない…
中川の忠告があたっていたのは綾香が部活に行く途中になる。
壁にもたれかかっている人物に気がついた彼女は部室とは逆の方向に走り始めた。
振り返ると5メートル後を宮川春樹がゆっくりとこちらに向かって来ていて綾香は再び前を向いて教室へ階段をあがり始めたとこで息があがり立ち止まった。
『キスをさせろ』
宮川が後ろから言う。
茶髪くんの言う2メートルあたしが走るのが遅い事、相手はすぐに追いつけるって事…
振り向けない…
『いいから、じれったいなっ』
彼は彼女の肩をグイッと回転させ唇を塞いだ。
部活に持って行く鉛筆等が入ったペンケースがカランッと音を立てて床に落ちていく。
嫌…
茶髪くんとは違う感触があたしの口をなぞるようで唾液が顎に、とても気持ち悪い…
抵抗しなければ…
『…離して…』
声を張り上げたつもりが塞がれた唇のせいでまるで相手には聞こえない。
『抵抗する気?あんたは性のはけ口、容姿とか関係ないから』
薄ら笑って再び唇を奪った。
せめてもの抵抗だと綾香は春樹の股間めがけて膝で蹴り上げようとし、
かすかにあたったが触れたくらいで相手は痛ささえなかったがその態度が気にいらないのか春樹が綾香の頬を叩いた。
パンッという音が痛さを物語り彼女は床に座りこんだ。
『立てよっ、それともこのまま押し倒されたい?』
春樹が彼女を立たせまた唇を塞いだ。
痛さと気持ち悪さと…
気持ち悪さの方が…
……相手の唇を噛んでしまえば?
唇を動かした。