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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第6章 立ちはだかる………
下僕・地味目という言葉に宮川からでなくとも沈む思春期、日頃から優等生・真面目とクラスメートから言われていた綾香にとって落ち込むようだ。

『何かあったら俺が宮川の下僕になる、だから綾香先輩は暗い顔をするな、下僕…要するにパシリだろ?俺そういうの慣れてるから』

『下僕とか茶髪くんはしちゃダメ、家族の人達から冷たい態度をとられてるのに…茶髪くんは幸せにならなきゃ…』

『……綾香先輩…俺…励ますつもりが励まされて、泣きそうだ…』
耳元でそう言葉にする彼は今にも泣いてしまうのではないかと思うほどか細くなる。

その時のり子が一緒に夕食をとるか、車から身なりの良い男性が呼ぶ声が同時で綾香と中川はお互いの体から手を離した。

綾香も゙中川も゙話したい事、離れたくない人の、ぬくもりが恋しくせつなく眠れない夜を過ごした。

茶髪くんを呼んだ声は男の人だった事にあたしホッとしてる?
一回だけ会った茶髪くんのお父さんみたいな人ではなくてもっと優しそうな…
ラフな上着にジーパンで年をとった人ではなくてもっと若い感じ…
あたしって何を観察日記みたいな…

寝よう、夏休みでも寝不足はつらいから…

だけど彼女は中川の抱擁とキスに気持ちが高ぶり何度も寝返りを打つのだ。

中川も成さんから2000円のお小遣いをもらい自分のもものではなく綾香に何かを買ってやろうとニンマリする。
それは綾香が言われた地味目という言葉に彼女はそんなんじゃないという反発からだ。

✿ ✿ ✿

部活、家庭教師、合間に公園で寄り道。

夕暮れ中川が可愛いピンクの袋を綾香に差し出し彼女は申し訳なく受け取らずに首をふる。

『あげる、だって可愛くいてもらいたいから』
早く受け取って〜とばかりに彼は恥ずかしそうに横を向く。

『ありがとう…』
綾香も゙胸いっぱいの表情だ。

赤のリボン大切にするね…

2人そこでまたキスをしだき合い好きだと言葉をささやいた。
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