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便利屋
第1章 トモの場合
プルプルプル・・・プルプルプル・・・ ガチャ
「はい、お電話ありがとうございます。便利屋高木でございます。」
爽やかな声が私の気持ちも爽やかにしてくれる。
「もしもし、幸本ですが、写真送りました。」
「あっ、幸本さん。写真ありがとうございました。確認致しました。
ご依頼の棚は修理できます。仕上げは現場でお聞き致します。一応価格は出張費工賃込みで6000円位で収まりそうです。いかがされますか?」
(やっぱりそれ位するよね)
「お願いします。」
「ありがとうございます!!作業はいつにされますか?」
「早い方が良いので、明日はできますか? 昼からだったらいつでもいいですよ」
「ちょうど明日作業できるので、2時はいかがでしょうか?」
「お願いします。
「ありがとうございます。他、掃除など何かありましたら、別料金になりますが、追加でその場で頼んでいただいても大丈夫です。できる事は何でも致します。宜しくお願い致します。」
(なーんだ、全然普通だな。本当にネットの記事って嘘だったんじゃないの?)




ドキドキ






ドキドキ






言ってみちゃおうかな?





ドックン







ドックン






ドクドクドクドク





「あっ・・・・えーと・・・・・あの・・・・・・・『後は電話で』
あっ・・うっ、嘘です。」
その時高木さんが、電話の先で優しく微笑んでいてくれてる気がした。
声のトーンが打って変わって少し低くなり、優しく諭す様に
「・・・・困りましたね。ネットをご覧になったのですね。全く案内はした事は無いのですが・・・。かしこまりました、ご相談を別でお受け致します。幸本様がよろしければ×××-××××-××××までお電話下さい。」



一息つくと、声のトーンが先程の爽やかな感じに戻る。
「では棚の件は明日宜しくお願い致します。ありがとうございました。」



「あっありがとうございました。宜しくお願いします。」
ガチャ
恥ずかしくなった私は言い終えるとすぐに通話を切ってしまった。


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