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セックスダイエット
第4章 セクササイズ 3 酒井トレーナー
「兵藤さん、お早うございます。」

聞き慣れない、男性の低い声で目を覚ます。慌てて横を見ると、中沢トレーナーの姿は、もうそこにない。

裸の胸を、掛け布団で隠して、声の主をよくよく見ると、昨日、マネージャーだと自己紹介をしていた酒井トレーナーが立っている。

「気分はいかがですか?」
「はい、何とか。。。」
「いいでしょう。では今日のトレーニングに入ります。最初にデトックスをしていただきますので、バスルームに移動してください。」

私は掛け布団で胸を隠したまま、床に落ちているバスローブを拾うと、酒井トレーナーの前を横切って、急いで脱衣場に逃げ込む。

まずは落ち着こうとバスルームに入り、シャワーを浴びていると、下着姿になった酒井トレーナーが入ってくる。

慌てて前を手で隠すと、トレーナーは表情一つ変えずにシャワーを止める。

「代謝を促すために、デトックスしていきます。後ろを向いて、バスタブのヘリを両手で掴んでください。」

言われた通りにすると、自然とトレーナーに向かってお尻を突き出す姿勢になる。

「はい。少し気持ち悪いかもしれませんが、がまんしてください。」

ひっ。。。!

ぬるぬるした指の腹が、お尻の穴の外側に触れる。つぼまった皺の部分をくるくると撫でていたかと思うと、少しずつ内側に侵入してくる。じわりじわりと中に進み、とうとう指の付け根まで埋め込まれる。

お尻の経験が全くない私は、異物感に耐え、呼吸を深くして、その時間をやり過ごそうとする。

トレーナーの指がゆっくり抜き差しされ、入口の部分がほぐされていくと、私は粗相をしてしまいそうな感覚に襲われる。

「そろそろ、いいかな。」

トレーナーの指が抜かれ、ほっとしたのも束の間、指よりは細く、でも、ずっと長い管が穴の中に埋め込まれる。

デトックス。。。浣腸っ!?

気付いたときには、時すでに遅し。お尻の穴から腸の中に、生温かい液体が注ぎ込まれていく。
「1回で済むかなぁ。しっかり飲み込んでくださいね。」

下腹がどんどん張ってくる。
きゅるきゅる。。。
お腹を下した時の、あの嫌な痛みが私を襲う。

「酒井トレーナー。。!トイレに行かせてください!」

「もう少しだけ、がまんしてください。全部、入れますから。」

あ。辛い。。漏れちゃう、漏れちゃう。。


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