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セックスダイエット
第7章 セクササイズ 6 高木トレーナー + α
「。。。さん!起きてください。兵藤さんっ!」

あれ。。。?朝?

目を開けると、そこには空港からこのホテルまて連れて来てくれた高木トレーナーがいる。

昨日と同じシチュエーション。
つまり、もう中沢トレーナーの姿はない。

「9時にスタジオD に来てくださいと、昨日、近藤トレーナーから話はありませんでしたか?内線電話にも反応がなかったので、呼びにきたんです。」

そういえば、そんな話もあった気がする。
眠れたのが遅かったので、どのみち寝坊したかもしれないけれど。
時計を見ると、既に時刻は9時35分。。大遅刻。

「スミマセン。。」
「お帰りの支度は済んでますか?」
「はい、だいたいは。」
「それなら良かった。トレーニングの終了の時間から、チェックアウト予定時刻まで、あまり余裕がないんです。さあ、シャワーを浴びて目を覚ましてください。今朝のドリンクをお持ちしたので、これを飲んだらスタジオD にいらしてください。いいですね?」

高木トレーナーは、一方的にそう話すと部屋を出ていく。

「だって。。中沢トレーナーがなかなか寝かせてくれなかったんだもの、仕方がないじゃない。」

誰も聞いてないのに、そう一人ごちて、シャワーを浴びる。

この豪華な部屋とも、今日でお別れ。
全てが非日常過ぎて、今の私は、多分おかしい。脳が麻痺してる。でも、そんな生活も今日でおしまい。明日からは、また平凡な日常が戻ってくる。だとすれば。。。。

私は、高木トレーナーが持ってきてくれたドリンクをぐっと飲み干し、スタジオDに向かう。

スポーツクラブのロビーで、高木トレーナーが待ち構えている。

「トレーニング最終日となりました。最後に体重測定をしますので、このプログラムで、できるだけ脂肪燃焼しきってしまいましょう。では、ウェアに着替えて来てください。」

「。。あの、最後のプログラムって。。どんな。。?」

愚問とは思うけれど、尋ねずにいられない。

「マラソンですね、名前をつけるなら。長時間トレーニングになるので。」

???

不安そうな表情の私に、高木トレーナーはにやりと笑い、

「大丈夫ですよ、皆一緒にやりますから。お互いに刺激し合って、案外やりきれちゃうもんです。さぁ、早く着替えてきてください。もう始まってますから。」

と、私を急かす。
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