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夜の営みを10倍楽しく過ごす方法
第1章 ゆいか(39歳)
「かあさん。」
「なあに?」
「かあさんは…とうさんのどういうところが好きになって結婚をしたのかなぁ。」
「どういうところが好きになって結婚したのかって…」
アタシは、大きめのタンブラーに入っているミネラルウォーターをひとくちのんでから、こう答えていた。
「かあさんととうさんはお見合いで知り合ったのよ…」
「お見合い。」
「とうさんの知人の人の紹介よ…かあさんはその時高校生になったばかりだったわ。」
「とうさんの知人の紹介…」
「そうよ…それよりも…前々から気になっていたのだけど…」
「気になっていたことって…」
「ひろゆき…あんた以前かあさんがひろゆきのカノジョだと言ったわよね。」
「うん…言ったよ…かあさん…」
「何よ…」
「かあさんは…ぼくのこと好き?」
「かあさん…ひろゆきのこと好きよ…家族…母と子として好きよ。」
「母と子…それだけ?」
「うん。」
「それじゃあ…かあさんは…ぼくのことは…息子として好きなのであって…ひとりの男として好きじゃないと言うこと…」
ひろゆきは、ますます悲しい表情になっていたので、アタシはどのようにして言えばいいのかわからなくなっていた。
ひろゆきはますます煮え切らない表情でアタシにこう言うた。
「なあに?」
「かあさんは…とうさんのどういうところが好きになって結婚をしたのかなぁ。」
「どういうところが好きになって結婚したのかって…」
アタシは、大きめのタンブラーに入っているミネラルウォーターをひとくちのんでから、こう答えていた。
「かあさんととうさんはお見合いで知り合ったのよ…」
「お見合い。」
「とうさんの知人の人の紹介よ…かあさんはその時高校生になったばかりだったわ。」
「とうさんの知人の紹介…」
「そうよ…それよりも…前々から気になっていたのだけど…」
「気になっていたことって…」
「ひろゆき…あんた以前かあさんがひろゆきのカノジョだと言ったわよね。」
「うん…言ったよ…かあさん…」
「何よ…」
「かあさんは…ぼくのこと好き?」
「かあさん…ひろゆきのこと好きよ…家族…母と子として好きよ。」
「母と子…それだけ?」
「うん。」
「それじゃあ…かあさんは…ぼくのことは…息子として好きなのであって…ひとりの男として好きじゃないと言うこと…」
ひろゆきは、ますます悲しい表情になっていたので、アタシはどのようにして言えばいいのかわからなくなっていた。
ひろゆきはますます煮え切らない表情でアタシにこう言うた。