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第4章 みづき(45歳)

「お帰りなさい…どうだった？」
「えっ？」
「結婚してはじめてのドキドキの大冒険は…」
「えっ？」
「どうしたのかな？」
「アタシ…アタシどうすればいいの？」
「どうすればいいのって…」
「アタシ…着衣が乱れた姿で…ダンナになんて言えばいいの？」
「心配はいらないよ…もうすぐマジックがとける時間だよ…」
「えっ？」
「もうすぐ日の出の時間だということ…」

そうだった…

そうだったよね…

そして、日の出の時間と同時にアタシのマジックが解けた。

マジックが解けた時、アタシは家を出た時の服装に戻っていた。

イケメンの魔法使いはどうしていたのかと言うと…

あれ…

どこへ行っちゃったのかな…

ねえ…

どこに行ったの？

いないわ…

アタシは、普段着に着替えるためにベッドルームへ戻った。

ところ変わって、ベッドルームにて…

アタシは、出かけていた時の服装から普段着に着替えていた。

この時に、ダンナが目覚めていた。

ダンナは、シルクのキャミソールショーツ姿のアタシを見て、気持ちがドキドキとしていた。

(ドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

ダンナは、アタシをギュッと抱きしめながらこう言うていた。