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陛下の寵妃
第1章 皇帝陛下との出会い
「ん、いつの間に眠って・・!?」

外に出て辺りを見ると既に暗くなっていた。
夕食の頃には皇室に来なさいと言われて
いた美華は急いで向かった。

「皇帝陛下、遅れてしまい申し訳
ございませんでした」

「対したことではないさ。
それより早く隣へおいで」

女官は立場が弱い為、規則を守らな
ければ罰を受けなければならない。
美華は席に座ると陛下に申し出た。

「陛下、私に罰をお与え下さい。
本来私が食事をお持ちしなければ
いけなかったのです」

「本当に真面目だな。ではそなたが
私に食事を食べさせてくれ。
それが罰だ」

美華は陛下の提案に驚いたが
嬉しそうにご飯を食べる様子を見て
美華自身も嬉しくなっていた。






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